One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ どうせ出すならば by T2021/12/25

南天
今日は年賀状の投函締切日。25日までに投函された年賀状は、郵便局が責任を持って元日配達して下さいます。寒い中、有難いことです。

26日以降の投函は、元日配達が未確定ということと、郵便局で働く人々の手間を考えると、今日25日までに投函して皆んなで気持ち良く新年を迎えたいものです。

最近は、Eメールでの挨拶にシフトし年賀状の数が少なくなっているようです。それは個人の自由ですから、他人がとやかく言うことではありません。もちろん新年の挨拶をしないのも自由です。

でも、年賀状を投函すると決めたならば、25日の締切日までに間に合わせるのが、自分にとって絶対お得で賢いと僕は考えるのですが、如何でしょうか?

理由はこうです。遅くなればなるほど、出さなきゃ出さなきゃと心中スッキリしません。年賀状を出さないという選択もできない。かと言って、サッサと出すこともできない。そんなダラダラ優柔不断が最も心的エネルギーのロスだと考えるからです。先延ばししても得られるものはなく、時間が解決することもない。

どうせ年賀状を出すならば、とっとと出してしまう。出さないならば、とっとと出さないと決断する。僕はそう思います。

■ シークワーサーの鏡餅 by T2021/12/17

シークワーサー
石垣島からシークワーサーを頂きました!

送って下さった方は地元里山の知人です。彼は毎年冬になると、石垣島へビジネスの用事で移住されます。そして春になると地元里山に戻って来ます。まるでムーミン谷のスナフキンのよう。

彼には、一年を通じて本当にお世話になっています。森の植物や樹木、キノコ、山菜などなど、いろいろ教えてもらっています。おかげで里山暮らしが数倍楽しくなりました。

約2年前の冬、私たち夫婦は石垣島に住む彼を訪れました。夏場は近所で姿をお見かけする彼に、ホテルのロビーでおち合うと、彼は完全に石垣島の住人のようでした。とても不思議な光景。

来年の鏡餅にのせる柑橘は、シークワーサーで決まり!

■ 神々しさ by T2021/12/15

初冬の立山連峰
冬のこの時期、稀に晴れると立山連峰が圧倒的な姿を現してくれます。
写真は、自宅のある里山から7Kmほど下ってきた平野部からの撮影。北陸新幹線の線路も写っており、年々風景が変わりつつありますが、立山連峰の勇姿は変わることがありません。

自宅からは、里山の稜線に遮られて立山連峰を拝むことができません。でもそれでいい。里山は雑木や杉林に彩られ、丸みを帯びた優しい風景。里山は毎日眺めていても疲れないからです。

ところで、立山頂上に一人で登ったのは中学2年生の時、それ以来、僕は山に惹かれました。

ところが、里山に居を構えて21年間。その間に標高3000mを超えたのはたったの一回のみ。エベレストを拝みに夫婦でヒマラヤトレッキングをした時のみです。その時は富士山よりも高い所を歩きましたが。

21年間ずっと里山に暮らし、親しみやすい里山の魅力に取り憑かれました。神々しい立山連峰を拝むのは、曇天の雪国富山では稀なこと。そのくらい稀さがちょうど良い。神様は滅多に御姿を現す存在ではありませんから。

■ 今年も締めました by T2021/12/12

しめ縄
昨日、地元コミュニティーセンター主催のしめ縄教室に参加しました。
僕は今年で3回目の参加です。

藁打ち済みの藁を用意してもらい、年配の上手な講師の方に教えていただき、僕は当日会場へ行くだけといった、本当に有難い教室。準備して下さる方々にはいつも感謝感激です。加えて帰り際に、畑に撒く藁束まで頂き、至れり尽くせり。

出来栄えは、さほど上達しません。自宅の神棚用と玄関のしめ飾り用だから許せる仕上がり。

あとは、里山から榊を取ってきて、自家製「里山の塩」を供え、鏡餅を撞いてお供えします。

■ 何があっても・・・ by M2021/11/12

秋の夕暮れ
何があっても味方になってくれる人だと思えるのです。

先日、ある女性が発したのその一言は、とても重いものであり、その存在が人生を変えることを示唆しているように思えました。

一生の中で出会う人は数え切れません。一度きりで一生会わない人もいれば、毎日のように顔を合わせる人もいます。

2、3度お会いしただけでも、そのように思える人もいます。何度あっても、そのように思えない人もいます。

何があっても味方になってくれる人、何があっても味方になってあげたい人、そこが一致していたら、幸せですよね。あなたには、いますか?

■ ながらの食事 by T2021/10/29

食事中のシロハラ
昼食時、庭の小楢に、野鳥コゲラが数羽やって来て、幹を突いで何か食べていました。コゲラはキツツキ科の中で最小の鳥。とても可愛い野鳥です。

その他にも、アカゲラやハトのつがいも訪れてくれました。

そんな野鳥訪れる庭を眺めながら食事することができるのは、とても有り難いことです。だから我が家のリビングダイニングにはテレビがありません。テレビを見ながらという食事はもったいない。テレビを見るよりも遠く外を見ている方が楽しいですし、食事も美味しく眼の健康にも良いです。

今回は写真を上手く撮ることができなかったので、以前撮影したシロハラのつがいの写真(2021/9/12)を再びアップします。シロハラも食事中でした。

■足踏みミシンでエアコンカバー by T2021/10/26

足踏みミシン
今年初めて我が家に設置されたエアコン。冷房のみに使用するので冬場はブレーカーをオフにして、室外機は保護カバーをかけてあります。

エアコン本体はフィルター掃除をして休止中ですが、上部の空気取り入れ口にホコリが溜まるのを防ぐため、妻が古布でカバーを作ってくれました。

出来上がったカバーを見ると、妻が以前着用していたマーガレットハウエルの夏用スカートの生地。懐かしい布に再び使用価値が付加されました。

活躍したのは義祖母の足踏みミシン。数年前にレストアされ復活しました。電動ミシンから足踏みミシンになって、我が家では圧倒的にミシンの出番が増えました。不思議ですね。便利自動の電化製品からアナログ道具ミシンの方が使い勝手の良いこと。

最大の使い良さはミシンの定位置があること。いちいちミシンを出してきて使うとなると億劫になりがち。でも足踏みミシンはテーブルのように動かさず定まった場所にあります。だから使いたい時直ぐに使えます。

皆さんのお宅では、ミシンは活躍していますか?

■ 真夏日に冬支度 by T2021/10/11

網戸の洗浄
10月中旬だというのに、30度超えの真夏日。真剣に自分のライフスタイルを見直さねばなりません。無駄に出歩いてガソリンを浪費し地球を暑くしていないか?ほんの僅かの距離なのに車を乗り回して温室効果ガスをばら撒いていないだろうか?里山を守ろうと正義ぶってるわりには、排気ガスで里山を汚していないか?思わず自問自答します。

さてさて、真夏日とはいえ、昨日は予定通りに室内の冬設定を行いました。
①網戸の洗浄及び収納
②ソファーのカバーを夏用から冬用に。
③薪ストーブ直前準備

我が家の網戸は大小全部で10枚。全て無垢の木製枠で作ってもらいました。20年間使用していますが、時々再塗装をしているので全く問題ありません。木造板張り外壁の家には木製網戸サッシが断然馴染むと思います。

ちなみに、5月と10月は我が家では大掃除の月。盆暮れはフツーの掃除。何故なら5月と10月は気候が快適だから。何も好んで暑い時期や寒い時期にする必要もない。それと、5月は薪ストーブシーズン終了時期、10月はシーズン開始時期。

でも、今年の10月大掃除は、ちょっと暑かったかな?

■ 雨の日に汲み上げ、晴れた日に炊き上げる by T2021/09/19

アクアポケット
「台風14号が最接近した昨日、塩作りのための海水を汲みに行ってきました。」と書くと、何てクレージーな!と炎上しそうです。

安心してください。実際に海に出て海水を汲んでくるわけでなく、富山湾海洋深層水(海底約300mの海水)を汲み上げている施設(富山県滑川市アクアポケット)へ赴き、高濃縮塩水(塩分濃度13%)を20リットル購入してきました。

常々、僕はアクアポケットへ行くのに、天気の良くない日を選ぶようにしています。何故なら天気の良い日は他の作業をしたいからです。

台風一過の今週、風の弱い日を選んで塩炊き作業を予定しています。

■ フェーズフリー by T2021/09/02

薪
災害の多い日本の現在。非常時における備えや避難訓練の重要性が叫ばれています。でも、その重要性が認識されている割には、日頃の備えや意識を高めているかと問われれば如何なものでしょうか?皆さんのご家庭はどうですか?

フェーズフリーという言葉があります。フェーズとは区分という意味で、フェーズフリーとは区分しないという意味です。つまり平時と非常時を区分しない暮らし方をしようという意味だそうです。

例えば、僕は独身時代に日頃家でも寝袋で寝ていたことがあります。自転車にテントやキャンプ用品を積んで日本各地をツーリングしていました。これはある意味、毎日が避難生活のようなものです。

ここまで極端でなくとも、日頃家族でキャンプやバーベキューをして楽しんだり、天気の良い日は歩いて仕事場まで出勤したり、家の簡単な補修を自分で行ったり、車のガソリンは半分を切ったら満タンにするように習慣化したり、そんな日常がそのまま非常時への備えとなるような暮らし、それがフェーズフリーです。

我が家のフェーズフリーの最たるもの、それは薪ストーブ生活。電気やガスなどライフラインがストップしても薪エネルギーは健在。暖房のみならず調理や照明の道具としても利用できます。薪を作る一連の作業を通じて、チェンソーやアウトドア道具の使用技術も維持できます。そして何より、里山活動によって健康体力を維持できます。

一気に涼しくなりました。あと1ヶ月余り経てば薪ストーブに炎が帰ってきます。