One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ひと玉の球根 by T2018/02/18

副賞にチューリップの球根を申し込む
今日は、TOYAMAハッピーライフキャンペーンの表彰式でした。

チューリップの球根が一つもらえるという話につられ、お互いにハッピーレターを出し合ったのが昨年の11月末。妻が書いてくれた僕宛のハッピーレターが入賞し、今日イオンモール高岡にて、富山県より妻は表彰されました。副賞も頂けることになり、富山の名産品の中から好きなモノを選ばせてもらいました。私達はほとんど迷わずチューリップの球根(何と!90個詰め合わせ)を選びました。

もし一粒の麦が地に落ちて死ななければ一粒のままである。だが、死ねば多くの実を結ぶ。

だが、しかし・・

もしひと玉の球根が幸せをもたらしてくれたならば、さらに90個の幸せをもたらしてくれる。幸せはさらなる幸せを呼ぶ。

最初に頂いた球根は死んでいるわけではなく、この春綺麗な花を咲かせてくれます。そして、その次の来春は90個のチューリップを咲かせてくれるでしょう。

世の中には、誰かの自己犠牲によって周りに幸せがもたらされるということもあるでしょう。しかし、一人の幸せが周りの人をも幸せにするということだってあり得ます。誰かが撮影した幸せな写真、誰かが書いた幸せな手紙、幸福の波長は次々と不特定多数に伝播していくならば、本当に素晴らしいことです。

「TOYAMAハッピーライフキャンペーン2017」。このイベントを企画され関わられた全ての人々に、心から感謝申し上げます。

■ ヨーグルトの種をもらいに by M2018/02/17

自家製ヨーグルト増殖中
2月10日に自家製ヨーグルトの異変を記事にしました。その後は、生協のヨーグルトでしのいでいました。昨日、10年ほど前にヨーグルトの種をいただいた元同僚の職場へ種をもらいに参じました。

その同僚とは仕事を辞めた後も家族ぐるみのおつきあいがあり、2年に1度ほどの頻度で互いの家を行き来したりイベントでお会いしたりしていました。が、職場へ行ったのは仕事を辞めて以来のこと。一緒に働いたのは富山市でしたが、今は高岡市の職場に転勤となりそちらへ伺いました。

数年ぶりにかつての仕事の現場に身をおいたのですが、記憶はすでに薄れており、不思議な感覚でした。そして、今こうして自由な時間を満喫できていることに改めて幸福感を持ちました。

それはともかくとして、ヨーグルト種をいただいて今は増殖中です。明日にはできるのではないかと思います。

■ パンと見世物とボーッと by T2018/02/16

ボーッと眺めるには最高
実家の母が言っていました。一日中、どこのチャンネルを見てもオリンピック番組ばかり、と。

「パンと見世物」、古代ローマ帝国が市民を支配するためにとった政策です。市民に食べ物と娯楽さえ与えておけば、時の権力に歯向かうことはしないという策略です。

かつて戦後日本において、アメリカ主導のGHQがとった日本国民愚民化政策、いわゆる3S政策も同様の策略と言えましょう。3つのSすなわちスクリーン(screen)、スポーツ(sport)、スピード(speed)。国民は大スクリーンのテレビでスポーツにでも熱狂させておけば従順になるというわけです。

話は変わりますが、最近デフォルト・モード・ネットワークという言葉を時々耳にします。この言葉は脳科学における言葉です。ボーッと何もしていない時間にこそ脳のある部位は活発に働き、自分を客観視するメタ認知や記憶の整理を行っているということです。NHKでも取り上げていました。そしてデフォルト・モード・ネットワークに費やされるエネルギー量は脳全体のエネルギー消費量の何と70パーセント!近くに上るということです。すなわち脳はボーッと何もしていない時にこそ最も働いているというわけです。

ボーッと何もしていないとはいえ、何か考えたり雑念が浮かんできたりするわけですが、ネガティブな雑念を反芻し続けて疲れてしまうのも、デフォルト・モード・ネットワークのマイナス面かもしれません。だからといって嫌なことを考えることから逃避するためにTVをダラダラ見たり、考える暇も与えずスマートフォンをいじっていたりするならば、デフォルト・モード・ネットワークは不活発となり、客観認知や記憶能力を低下させることになるのかもしれません。当然、政治的なことや哲学的なことを考えることが困難になります。それこそ、考えない→考えることができない、に脳機能が退化するわけです。

またボーッと何もしないと認知症になるかもと不安になり、あくせく何かせねばと強迫的になる人もいるかもしれません。でも何もしないでデフォルト・モードに切り替え、じっと瞑想したりする方が、脳はエネルギーを消費し活性化されボケないということかもしれません。何もしなくても呼吸だけはしなければなりませんから、瞑想し呼吸を真剣に行うのも良いのかも知れません。

また散歩したりジョギングしたりして軽く身体を動かしつつ、頭の中はデフォルト・モードにしておくのも良いのかもしれません。実は僕の場合、軽くジョギングしている時、ブログに書く話題が浮かんでくることが多いのも事実です。

ボーッと何もせず、禅僧のように堂々と落ち着いていられるのも、極めてハイレベルな人類の能力の一つだと僕は思います。まだまだその領域に程遠い僕ですが。

写真は、ボーッと眺めるには最高の薪ストーブの炎

■ 千年生きるつもりで選びなさい by T2018/02/16

bue-dueのタマちゃん製作TVラックに、新たに引き出しを作ってもらいました。

というのは、昨年末、町内全体におけるケーブルテレビの配線交換によりケーブルボックス機器が不要となり撤去されました。それによってTVラックひと段の空きができたのです。その空間を有効活用するために引き出しを作ってもらおうということになりました。(写真:引き出し製作前→製作後)

引き出し製作前

引き出し製作後

正直申しまして、家具のオーダーメイドは、市場に流通している大量生産の家具に比べて割高です。おそらく引き出し一つの価格で、安価なTVラックならば購入することができるでしょう。実際我が家のTVラックは我が家のTVの倍以上の価格でした。

でも考えて見てください。TV本体とTVラック(木製オーダー家具)と、どちらが最後まで残るでしょうか?おそらく、いや絶対に木製オーダー家具の方が長持ちし最終的に残るでしょう。電気製品は10年程で寿命ですが、木製家具は一生もの、否、何世代に渡って受け継がれてゆくものです。そう考えれば当座の価格だけでお得感や対費用効果を判断できないということです。

千年生きるつもりで選びなさい。最後まで残るものは、あなたが所有するモノではなく、あなたが後世に譲ったモノである。

自分よりも長生きするモノに囲まれて生きることは、とても安心感があって幸せなことです。


■ 涅槃会 by T2018/02/15

ニルバーナのCD
2月15日は涅槃会、いわゆる釈迦入滅の日です。釈迦が亡くなったとは言わず入滅と表現し、入滅とは迷いや不安のない悟りの境地として涅槃(ニルバーナ)と表現されています。

涅槃の日であり迷妄を断ち切った悟りの日ですから、飽くなき欲望を喚起するような経済活動にそぐはないのでしょう。日本におけるキリスト教のクリスマスやハロウィーン、はたまたバレンタインデーのような経済活動とは一線を画しています。

ところでお金の話です。先日面白い文章を読みました。それはニセ金とは何か、という話です。

お金はそもそもニセ金であるというわけです。お金とは本来「金(ゴールド)」が本物のお金でした。私たちが俗に言うお金=お札は、金の代わりの約束手形だったものが、金に変えられる兌換紙幣から、金に変えることができない不換紙幣になって現在のお札として流通しています。さらに最近は、ATM決済や仮想マネーなど実態の消失した概念数字が本物のお金として流通しています。つまり本物とは形が全く異なっていても本質が一致すれば本物になり得るわけです。一方、ニセ金とは形だけを限りなく同じにしようとして作られるが故にニセ金となるわけです。

形だけを一方的に求め、本質をないがしろにすれば、どこまでいってもそれは偽物、リアルな形を作ろうとすればするほどそれは偽物臭くなるというわけです。

宗教や宗教行事は真理や愛といった精神であり実戦であるべきです。そんな宗教や宗教行事が本質を失い形だけを追い求めることの無いよう心からお祈りしたいと思います。

■ 恐るべし力 by M2018/02/14

朝日が差し込む屋内
今日は久しぶりに太陽を拝むことができました。月曜日の朝から降り始めた雪で、我が家周辺の道路は圧雪状態が続き、車での外出には注意が必要でした。

ところが今日1日で路面の雪はすっかり消え、日が暮れる時にはアスファルトが乾くまでの状態に!朝晩の雪かきで雪を取り除いても取り除いても積もっていた雪、今朝は路面で5〜10cmほどの厚さで凍り固まっていた雪が、瞬く間に消えたのです。

太陽の力は偉大です。お陰で今日は日中薪ストーブを焚いていないにもかかわらず、室温は18度を保っています。恐るべし力です。雪にしろ、風にしろ、雨にしろ、元を辿れば太陽エネルギーによって生じた気象現象です。太陽を怒らせないように行動を慎まないと、気象の激しさは益々増すことでしょう。

20年以上も前から研究者達は警告をならしていたのに…。どうしてこうなってしまったのか、私達一人ひとりの問題として考え、行動する必要があるのだと思うのですが…、時すでに遅しなんでしょうかね…。

写真は、朝日が久しぶりに差し込んだリビングです。ソファに佇むエルクももうひと月ほどでいなくなるのかと思うと少し寂しい気がします。

■ 繋がる by T2018/02/14

車庫の屋根雪がほとんど軒に繋がりそうです。ここは母屋の屋根雪と車庫の屋根雪が共に溜まる場所なので、我が家の雪山山脈の中で最高地点となります。

雪山の下にはパヴェ(石畳道)が続いていますが、そのようなことは想像もつかないくらいの風景です。

今朝のパヴェ?

雪がない時期

この雪山が、本当に全て解けて無くなるのかなあ?



■ 水拭きして年輪を刻む by T2018/02/13


寒い時期、薪ストーブを焚くと我が家の室内の湿度は一階で約50パーセント、二階で40パーセント台になります。空気が乾くとホコリが目立つようになります。時々掃除機をかけた後、雑巾で床の水拭きをします。

我が家の延べ床面積は約30坪、その内バスルームと脱衣場、勝手口の3、5坪を除き全て杉板張りの床ですので水拭きが可能です。

キッチンシンクやレンジ下も杉板で、ワゴンを引き出して水拭きします。bue-due製の木製ワゴンも引き出して後ろも水拭きします。清潔が重要なキッチンに死角を作らないのは大切だと思います。

<キッチンシンク下>
キッチンシンク下

キッチンシンク下の清掃終了

<キッチンワゴン>
キッチンワゴン奥

キッチンワゴン定位置

杉材は柔らかいのでキズが付きやすいということで嫌う方もいます。むしろキズは付くものだからと認識してしまえば、かえって気になることは少ないと僕は思います。更に杉の木目が経年によって浮き出てきます。これが何とも言えない味わいなのです。階段の踏み板に浮き出た木目は自然の滑り止めにもなります。

これが堅木の床材だったらキズは付きにくいかもしれんませんが、一旦キズが付くと目立ってしまいとても気になると思いました。また合板のフローリングはキズに注意して大事にしていても、表面の印刷塗装が剥げてしまい、経年の味わいを楽しむことができません。

杉材の床板

浮き出た木目、節の割目、時間と共に刻まれる様々なキズ、全てこの家に刻まれた年輪です。

■ 社会改革の4つの流れ by T2018/02/12

ピープルツリーのチョコレート
先日、雑誌AERAのウェブニュース・サイトをながめていると、こんな記事がありました。

ソーシャル・イノベーション(社会改革)の4つの流れ

①社会をより良く変えていくには、政治が主役の「イギリス型」
②NPOやボランティアなど市民主体の「ヨーロッパ型」
③企業や市場が主体の「アメリカ型」
④そして、日本のように民主主義政治や市民活動の未成熟な国が、今とりあえず取るべき「消費型」

「消費型」社会改革とは、消費者がどんな商品やサービスを選択し購入消費するかによって、企業の意識を変えていき、政治や社会を変えていくというものです。政治に無関心、選挙に無関心、自分が今の政治を選択しているという自覚と責任に無関心、ましてや社会参加に無関心で、行政や自治体に不平不満や要望するのみの国民、そのような依存的国民国家の場合、そんな国民でも日々の消費活動だけは無関心ではいられないわけです。よって国民が何を消費するかを社会改革の大きな力にしていこうというものです。

とはいうものの、先日、僕が所属している金山里山の会の仲間の一人がおっしゃっていました。
「スーパーや地場産市場で、客がどんな商品を購入していくかをじーっと観察していると、原木で育てた椎茸よりも、菌床で大量に安く作られた椎茸を手に取るんだよな。」
消費者は美味しさや品質の高さよりも、目先の安さに飛びついているようです。

これでは、真面目に品質の良いモノを提供しようと努めている生産者を消費活動によって応援しようとするフェアトレードやエシカル消費(倫理的消費)の流れには程遠いのが現状です。

僕は常々、醸造用アルコール添加の日本酒やビールでは無い発泡酒、安さを売りにするスーパーマーケット、使い捨ての電気製品などの購入を控えると記事に書いてきました。でも日本酒業界やスーパーマーケットで生計を立てている人を抹殺しようとしているわけではありません。僕だってアルコール類や食材を購入しています。ただしどうせ購入するなら、誠実に健康安全なアルコール類や食材を生産して、それでもって生計を立てている人々を消費によって応援したいと思うわけです。

ここだけのとっておきの話をしましょう。実はフェアトレードやエシカル消費を意識するようになって、病院にかかることが少なくなったんですよ。昨年は夫婦揃って一粒たりとも薬を飲んでいません。(ただし健康診断でバリウム排便のために下剤を飲んだのは除きます。ちなみに妻はそれさえも服用していません) 。結果的に医療費が節約され経済的にメリットがありました。健康が一番の財産です。

つまりフェアトレードやエシカル消費によって応援していたのは自分であり、情けは人の為ならずだとつくづく思いました。

写真は、フェアトレードカンパニーのピープルツリーで購入したオーガニックチョコレートです。

■ ブッシュミルズ! by T2018/02/11

ブッシュミルズ蒸留所
昨晩、久々に映画『スティング』のDVDを観ました。最後の見せ場で、ロバート・レッドフォード演じるジョニーフッカーが飲んでいたのがウイスキー「ブッシュミルズ」であることを今回初めて確認しました。

『スティング』はポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの共演映画ですが、ポール・ニューマンは『評決』という映画の中にて、ボストンの行きつけの酒場に入り、「ブッシュミルズ!(をくれ)」と叫ぶシーンを演じています。

『スティング』の最後の重要場面にブッシュミルズをチョイスしたのは、果たしてポールの意向なのでしょうか?

ブッシュミルズは北アイルランド(U.K.)にある小さな町で、そこに在るブッシュミルズ蒸留所が生産しているウイスキーです。1608年創業とのことで世界最古の蒸留所と言われています。アイリッシュでありながらシングルモルト・ウイスキーも生産しています。とても飲みやすく入門ウイスキーとしては最適です。ことを成し遂げるに臨んでグイッと飲むにも最適なのかも。

アメリカ生まれのアメリカ育ち、ポール・ニューマンがどうしてバーボンでなくアイリッシュを選択したのか?人間の趣向性に国境はありません。

ちなみに今回『スティング』を観ながら僕が飲んでいたのは、アイラモルトを使ったスモーキーなブレンディット・ウイスキー「ブラックボトル」でした。

今日は建国記念の日ではありますが、良いもの、美味しいものに国境はありません。

写真は、2016年、ブッシュミルズ蒸留所を訪れた時のものです。町中に酵母菌の香りが漂い、呼吸するだけでほろ酔い気分になりました。町のB&Bにレンタカーを停めて歩いて蒸留所に行きました。だから夫婦共にウイスキーの試飲ができました。B&Bにはやはりウイスキー好きのアメリカ人夫婦が泊まっていました。アメリカ人にはブッシュミルズ愛好家が多いのでしょうか?