One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 「あいの風」吹く土用に芝刈り作業 by T2017/07/26

芝刈り後
僕の大好きな『三日吹く風』というヘミングウェイの短編小説があります。永久に吹き続ける風が無いように、永久に悪いことが続くということも無い。悪いこともあれば良いこともある。セ・ラ・ヴィ(人生とはそんなもんだ) そんなことをヘミングウェイは書きたかったのではないのかもしれませんが、ともあれ暖炉とウィスキーが登場するこの短編が僕は大好きです

三日間続いた梅雨末期の雨が上がり、今日は北東のいわゆる「あいの風」が吹きました。涼しくなったので芝刈りをしました。

だいたい2週間に一度の頻度で芝刈り作業をしています。ガーデニングを控えるべき夏土用の期間は18日間なので、どうしても1回は土用に芝刈りをしなければならないわけです。
今日は芝刈り日和でした。

ついでに公道沿いのガクアジサイの花がら摘みもしました。雨上がりでスッキリ。

芝刈りも花がら摘みもそれぞれ目的はあるんですけれど、作業をしている時は不思議と作業それ自体が悦に入ってきます。目的と行為がこの瞬間に一致する瞬間です。否、目的なんて何でも良いような感じでしょうか。ただひたすら黙々と作業をする。そこには感情の入る隙がない、まるでハードボイルド小説のような世界が広がるのです。

■ 天の恵みに感謝 by T2017/07/24

天の恵み
富山県は梅雨末期の雨が降っています。湿度も高く此処がモンスーン気候帯に属しているんだなとつくづく思います。

今日はそんな慈雨で育った天の恵みをたくさん頂きました。

スイカ、モモ、そしてコメ

加えてお昼は職場の暑気払いということで、経費払いでランチ・ミーティングを

たくさんたくさん感謝です。

■ アウト・オブ・アフリカ by T2017/07/23

アリス・ロパーツ著『人類20万年遥かなる旅路』
今朝、目覚めるとまだ雨が降り出していなかったので、ジョギングに出かけました。途中ポツポツと降り出しましたが、本降りになる前に帰宅できました。小雨の中を走っている時、TOTOの『アフリカ』の歌詞が頭の中を流れました。

アフリカに降る雨を讃えよう。

先週、アリス・ロパーツ著『人類20万年遥かなる旅路』(2013)という書物を読みました。私たち現生人類(ホモサピエンス)が東アフリカに誕生し、アフリカを出て全世界に広がった軌跡を辿るフィールドワーク研究記録です。

「(人間は)他の四肢動物に比べて、短距離ではそれほど速く走れないが、長距離では決してひけをとらない。私たちは霊長類の中で唯一、長距離を走れるようになった種なのだ。(中略) 歩いたほうがエネルギーの消費が少なくてすむのに、なぜ人間は、あえて走るようになったのだろう。それは、走らなければ生きていけなかったからだ。弓矢のような道具が発明される前、祖先たちは長距離を走って獲物に接近して槍で仕留めるか、あるいは、追いつづけることで獲物を疲れさせて捕らえていた。走らなければ、大きな獲物を捕らえることはできなかった。」(前掲書より抜粋)

現在の貨幣経済社会では、自分も含め殆どの人間は、一部の生産者が仕留めたりさばいたりした食肉に、あたかも死肉を横取りするハイエナのごとく喰らいついて生きています。だから生きるために自ら走る必要がなくなったのかもしれません。でも一方で人間は数万年にわたり長距離を走ることのできる遺伝子とその恩恵を脈々と子孫に繋げてきてくれました。

なぜ走りたくなるのか。走る力はどこから湧いてくるのか。その答えは意識にはのぼらないレベルで、内なる遺伝子に記録されているのかもしれません。火や灯火を見れば何となくホッとした気分になるのと同様に。

■ 移動する家で遥かなる旅路 by T2017/07/22

移動する家
災害の多い日本の場合、どこに住もうともその家に永住できるとは限らない。

そのため例えば耐震リフォームを新たに僕はするかと問われれば、僕はしない。そのお金を貯金しておいて家が倒壊した時は再建費用に当てる。かつて私たち夫婦は土地を購入し家を構えたが、さらにもう一軒分の建築資金をリスク管理として貯えておく。幸運にも被害に遭わなければそれはそれでさらに幸運。

でも今度家を構えるとしたら、僕はトレーラーハウス(キャンピングカー)を選択する。

小学生だった頃、僕は公園に展示してあったSL蒸気機関車を時々訪れ、そこに住みたいと本気で思っていたことがある。機動車両がキッチンで客車がリビング兼寝室。

中学生の時、映画『コンボイ』を観て、運転席の後ろにベッドルームを備えている大型トラックに憧れた。子供の頃からモバイルハウス(移動する家)に対する潜在的な憧れがあったのかもしれない。

地震、洪水、土砂災害に遭遇し、家が倒壊したと仮定する。土地そのものが消滅する可能性は低いと思われるので、その私たちの所有地を何とか復旧し、上下水道を修復し、そこにトレーラーハウス用の駐車スペースまたはガレージを整備するのだ。トレーラーハウスだったら自己資金を使わなくても地震保険金で入手でき、さらにお釣りがくるかも。

トレーラーハウスの暮らしは現在よりもさらにシンプルライフになりそう。僕は学生時代、キャンピング自転車にテント等生活道具を積んで旅をした。その経験から学んだことは、人間一人が生きていくのに必要なモノは自転車一台に積むことができるということだ。トレーラーハウスだったら夫婦二人分ぐらい充分キャパシティがある。

トレーラーハウスだと、平時はカーキャンピングでシニア旅行、非常時は家ごと避難場所へ移動。

何か不思議と楽しくなってきた。

■ 土用の野菜、土を喰らう日々 by T2017/07/19

栗の木
今日7月19日は夏土用入り。土の気が強くなる時期で、むやみに土をいじってはいけないとのことです。土用は暦の上では雑節の一つで二十四節気を補う暦とされています。二十四節気は太陽の動きを基に作られた暦なので、現代新暦の中では暮らしや農作業にはとても参考となる暦だと僕は思います。旧暦の月日をそのまま新暦にシフトしたような暦(例えば七夕などの節句や元日、月日付)とは異なります。

むやみに土をいじってはいけない時期なので8月6日の土用明けまでガーデニングも小休止です。まあ暦を根拠とするまでもなく、この時期の暑さの中では外作業を控えるのが正解だと言えます。早朝の涼しい時間に行なう野菜の収穫や花壇の水撒き軽作業に留めるよう努めます。自分宛の暑中見舞いです。

僕は地の星座である牡牛座且つ土星生まれ。土との親和性がとても強い星めぐりですから、例年この時期の強い土の気によってか夏バテしがち。だから空調の効いたオフィスでのデスクワークが最適の時期ですね。そして無理せず毎日妻が作ってくれる夏野菜弁当で身体を冷やしつつ体調を整えたいと思います。

写真は、暑さの中で実を大きくしつつあるクリです。果報は寝て待て、です。