One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 小さな家 その7 by T2019/01/16

全空間暖房

小さな家には多くの利点があります。その一つに全空間暖房の利点が挙げられます。

我が家の中心に鎮座する唯一の薪ストーブはリビング、キッチンはもちろん、階段部、トイレ洗面所やバスルームの脱衣場まで全て暖房してくれます。

リビングダイニングで夕食を頂いている間も、二階の寝室には薪ストーブの暖気が常に入っているので、布団や毛布、パジャマ類が乾燥し温まっています。布団乾燥機や電気毛布は一切必要ありません。

寝室は人生の時間の約3分の1を過ごす場所なのでとても重要です。よって寝室にのみ補助暖房として蓄熱式暖房機が設置されています。留守中薪ストーブが消火されている時間も寝室だけは24時間ほのかに暖かく乾燥した状態を維持するようにしています。薪ストーブが点火されれば暖気が入ってくるので蓄暖放熱も自ずと少なくなるというわけです。

部屋を出てトイレ、風呂場に入ると寒暖の差でヒートショックという危険はかなり抑制できます。全空間暖房は寒暖差が少ないからです。コンピュータ類を携帯移動させる際も寒暖の差による結露発生もありません。

小さな家の薪ストーブによる全空間暖房は、少ないコストで隈なく暖房できるという利点があるというわけです。