One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 簡素は経済的、画一は非経済的 by T2019/07/13

妻のミキスト自転車
妻の自転車のタイヤチューブ交換を行いました。女性が乗降しやすいミキストタイプの自転車で、ホイールサイズも競技用自転車より小さめの650Aという規格サイズ。

650とはホイールの直径が(約)650センチということ。ランドナーと呼ばれる旅行用自転車は総じて650ですが、最近はめっきり650は見かけなくなってしまった。ちなみに競技用スポーツバイクは700。妻のように小柄な女性には700よりも650の方が乗りやすく身体とのバランスも良いのにね。

さて、このミキスト自転車はホイールからタイヤを外したりチューブを出したりする作業が容易です。なぜ容易かというとシンプルな構造だからです。チェンカバーや荷台などごちゃごちゃ付いておらず、スッキリしているから分解しやすい。

そもそも自転車の美しさとは簡素美であり機能美。簡素で機能的であればあるほど手入れしやすいし磨き掃除もしやすい。手入れや磨き掃除がしやすいと益々美しさに磨きがかかるといった好循環というわけです。

ちなみに、僕は30年以上自分の自転車のパンク修理等を自分で行ってきましたが、巷に溢れる富山県中学校指定画一自転車に関しては、頼まれてもパンク修理をする気になれません。誰もが同じで横並びの画一的自転車なのに、構造の方は極めて複雑だからです。お店で数千円支払って修理してもらって下さい。

自転車、自転車ヘルメット、カバン、通学用外履き、学校内履き、制服、運動服・・画一的教育というものは構造的に費用が高くつくように仕組まれているようです。

ところで教育費の無償化って、こんな自転車についても無償化を目指すの?