One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ レッドモンスターとは by T2019/07/20

隙間は18㎜
昨日の記事で妻がレッドモンスターについて書いていました。
レッドモンスターとは昨日の記事を読まれた方にはお分かりの通り、新たに延長されたデッキの腰板のことです。

レッドモンスターの命名はグリーンモンスターから来ています。グリーンモンスターと聞けば野球ファンならピン!と反応するでしょう。何せ野球に全く興味の無い僕でも知っているのですから。

グリーンモンスターとはベースボール発祥の地アメリカメジャーリーグ最古の野球場(1912年〜)であるフェンウェイパーク球場のレフト側大壁のことです。フェンウェイパークはボストン・レッドソックスの本拠地です。木製座席や視界を遮るポールなども歴史の一部として大切に保存し、収容人数を拡大する改修工事にも反対運動が起こるほど、メジャーで最もチケットの入手困難な野球場です。つまりフェンウェイパークは小さくて古いが故に全米最高の人気を誇る野球場なのです。そのグリーンモンスターは常に野球誕生からその歴史を見続けてきました。

さて、我が家のレッドモンスターは歴史を大切にする我が家のシンボルとして、また野鳥たちが我が家を訪問する目印として、これからも我が家の行く末を見続けてくれることでしょう。

ここで、我が家のレッドモンスターのちょっとしたこだわりを1つだけ紹介しましょう。それは横方向に8枚貼られている赤い腰板の隙間幅についてです。

ピッチリ隙間をなくすのは通気性や強風対策として不利です。しかし間隔を広くすると間抜けになります。隙間幅をどれだけにするか宮田大工さんと一緒に考えました。そしてたどり着いた間隔が18㎜間隔でした。実はこの18㎜という幅は一般的な塗装用マスキングテープの幅なのです。

デッキとレッドモンスターを維持していくためには塗装を重ねる必要があります。塗装を重ねることは歴史を重ねていくことです。そのためにはマスキングテープを貼りやすくする必要があります。そして外見上間延びせずシックリくる間隔が18㎜なのでした。