One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでいます。

■ 山と海の結晶 by T2019/02/13

「里山の塩」作り
金山里山の会の会員の中に漁船を所有している人がいます。彼はコナラの原木を活用したワカメ養殖の研究をしています。

先日の薪作り作業の時、傍で釣れたての魚をさばいてくれました。里山の中での魚さばきといった不思議な光景。カジキマグロ、アンコウ、アジの切り身を頂きました。

カジキマグロは妻が刺身、カルパッチョ、味噌漬け、塩麹漬けにしてくれました。
アジは塩焼き。
贅沢なアンコウはあん肝、あんこう鍋で頂きました。シメは正月鏡餅で餠雑炊。最後の一滴まで味わいました。本当に有難うございました。

コンパクトな富山県は山と海の融合を生かした経済システムが有効だと思われます。

写真は10年以上にわたって我が家で細々と行ってきている「里山の塩」作りです。金山里山の会が発足する以前から、この自家製塩に「里山の塩」と命名してきました。富山湾海深300メートルから汲み上げた海洋深層水を里山の剪定枝、倒木を燃料にただ煮詰めただけのとてもシンプルな製造品です。

海洋深層水から脱塩ミネラル水を作る際に生じる高濃縮塩水と、里山整美で生じる剪定枝や倒木を材料・燃料に、カマドとステンレス大鍋さえあれば作ることができます。謂わば不要なモノから必要なモノを作るわけです。しかも簡単手軽に環境負荷を低く。

我が家の塩消費量は多い方ですが決して塩分取りすぎにはなりません。何故ならば海水を煮詰めた天然塩の塩化ナトリウム濃度は約72%だからです。海水と人間の血液成分はよく似ているそうです。ちなみに一般的精製塩の塩化ナトリウム濃度は99%以上です。

「里山の塩」は我が家における山と海の結晶です。