One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ボーッと牡丹 by T2019/05/10

庭の牡丹
隙間時間があると損した気分になるからゲームしたりスマホいじったりするんだ、と言う知人がいました。

確かに時間は貴重です。しかし一方で、僕はボーッとするのが好きです。時々ボーッと考えています。ボーッとする時間が無いと今後の段取りを立てることができません。

例えばガーデニング。花木や野菜は時期を逸したり失敗したりすると次回は来年を待たねばなりません。人生は短い。例えば僕がナスやキュウリを育てることのできるのも、長く見積もってあと50回(50年分)ぐらいが限度。衝動的、反射的に「とりあえずやり始めてしまえ!下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」的な冒険的生き方は、それこそ貴重な時間を無駄にするやも知れません。

里山スローライフは、ガーデニングや野菜作り以外にも、薪作り、家や道具類のメンテナンス、体力健康作り、地域活動などなど複数の作業を、天候や季節を考えながら同時進行でこなしていかねばなりません。無計画行き当たりバッタリに行うならば、たくさんの仕事量の割には、ただ忙しくせわしなく時間が足りなくて、結果、何をしていたんだろうといった低生産に終わるかも知れません。

写真 : 庭にてボーッと座れば牡丹