One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ESG by T2021/03/12

薪ストーブ
僕が薪ストーブ生活を開始することを決断した20年ほど前、薪を燃やす方が灯油を燃やすよりも高くつくと算定しました。2mの原木を購入して自分で薪割りするにも関わらず、灯油を買った方が安いと算定されたのです。

しかし、それでも薪ストーブ導入を決意しました。その理由は薪ストーブ生活をしたかったからです。

その後灯油の値段が上昇し、地元里山の間伐材を薪に有効活用することができるようになり、現在は薪の方が経済的となりました。

ところで話は変わりますが、皆さんESG投資をご存知ですか?
Eは、environment (環境) つまり 環境に配慮しているか
Sは、social(社会) つまり社会貢献しているか
Gは、governance (統治・管理) つまり倫理的に管理されているか

ESGとは、最近の投資家が将来性のある企業を見定める際の観点で、今後ESGが世界標準となっていき、ESGを果たしていない企業は生き残ることができないであろうと言われています。

振り返ってみれば、20年前に僕が薪ストーブに投資したことは、結果的にESGの観点に合致していたのではないか、と考察しています。

薪ストーブは、現時点(20年前)ではマイナス損でも、将来的(現在)にプラス得となる可能性を秘めている(秘めていた)。それは薪ストーブが、環境に配慮し、循環型社会に貢献し、倫理的で不正が無いシステムであったと考えるわけです。

「株式市場とは、我慢できない人から我慢強い人へとカネを移す装置である。」これはウォーレン・バフェット氏の言葉です。

目先の利益・自分だけの利益に惑わされることなく、長期的展望・地球規模の利益を考えることが重要と考えます。