One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ホコリ by T2018/11/19

シェルパ族の子どもたち_2002
薪ストーブを焚き始めるとホコリが目立つようになってきます。室内の空気が乾燥するからです。雪国富山の冬にとって室内乾燥は有難いことですが、室内清掃をより小まめにしなければなりません。

見方を変えれば、こんなに多くのホコリを含んだ空気の中で私たちは生きているのだと改めて思います。

しかしチリやホコリのおかげで私たちは太陽からの有害紫外線を緩和してもらっています。チリやホコリが無いと私たちは生きていくことができません。

かつて、ヒマラヤトレッキングした時、シェルパ族は頻繁に身体を洗わないという話を聞きました。涼しく乾燥しているということもありますが、皮膚についた汚れが高地の強い紫外線から守ってくれているということも聞きました。

除菌、滅菌、嫌虫、空気清浄等、最近の日本における清潔を通り越した潔癖傾向は、今後どのような問題を引き起こすのか見守りたいと思います。

清濁併せ持つのが得策のようです。