One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ここに住めることに感謝 by T2019/11/09

ここにいる

先日、庭の落葉樹の剪定をしていました。すると一台の軽トラックが一旦通り過ぎましたが、バックして戻ってきました。見ると町内の知人。
「その切った枝葉の山、トラックの後ろに乗せな。ウチの山に持って行って捨ててあげるから。」

何と有難い言葉!都会街中でそんな経験ありますか?皆さん苦労して公営焼却場へ運ぶか、造園業者に処理を依頼していることでしょう。そんなお金云々のこと以上に助け合いの気持ちの有り難さ。

今回は、先述のブログで書いたように枝葉をチップ化して堆肥にする予定なので、今後必要になった時は是非ともお願いしたいと告げました。

この金山里山に住めることに、心から感謝しています。

と同時に僕は金山里山の住人であり、一過性の観光客ではありません。観光客だったら「美しい里山」とか「親切な里山の人々に感謝」と只々表面的な印象を述べるだけの身分でしょう。でも住人であるということは、美しい里山を作り維持していくことに自ら参加していく身分であり、親切な人間関係を維持していくことに自ら努めていく身分であるということです。

美しい里山はいつもそこにあるものでなく、不断に作っていくもの。うわべの言葉だけの感謝に終わらず、自らの行動に裏付けられた感謝を肝に銘じて。

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