One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ここは楽園 by M2019/11/10

楽園の夜明け
25年前、この地がこれほど魅力に満ちた場所とは思いもしませんでした。穏やかな稜線が続く射水野の丘陵地。神々しさがあるわけでもなく、煌びやかさがあるわけでもないのですが、この景色に惹かれたことは確かです。

「毎日眺める景色だから疲れない方が良いよね。」という会話を夫と交わした記憶は微かに残っています。

移り住んでもうすぐ丸19年になります。日本のどこにでもありそうな風景ですが、毎日、変化を感じることができます。空の色、風向き、気温etc. ちょっとした違いで草花、枝葉、土石…、眼に映る様は違うのです。

今朝は今シーズン初めて白鳥を見ることができました。

地元で生まれ育った方たちは「ここ」のどこがいいの?と不思議がられます。私たちにとっては「すべて」がいいのです。夜の静けさ、今の季節は朝のキンとした冷え込みも…。

そして旅行好きの私たちにとっては最寄りの空港まで車で30分というのも魅力です。しかも駐車料金は無料ですから「いつでも気軽に旅行をしなさい!」と言われているようなものです。

居てよし!
旅に出るによし!

幸いにも私たちと全く同じ志向性を持った方は稀なのでしょう。ですから、土地を奪い合う必要もありません。

ここは「私たちにとっての」楽園。人と同じでない方が、楽園に辿り着き易いのかもしれません。

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