■ 余らぬやう 不足なきやう by T ― 2021/10/03
昨日10月1日、タバコの値上げが行われました。何と!一箱600円台になったそうです。その内300円以上が税金です。
最近は嫌煙傾向の強い時代ですが、それは煙が目に見えるモノだからでしょう。とにかく目に見えるものは目立ちます。ポイ捨てされた吸い殻もよく目立つ。
それに対して、税金は目に見えない。意識されにくい。だから、たくさん税金を負担してくれているということで愛煙家に感謝する人はほとんどいません。
でも、喫煙者は傾向として健康を害すリスクが高いそうですので、傾向として病気になり医療保険制度を圧迫しているとすれば、その弊害も目に見えません。
総じて見るに、喫煙者は身体を犠牲にして多くの税を納めると同時に、あまり喫煙による患者が増えると財政を圧迫するということでしょうか。もしも徳川家康(もしくは本多正信)ならば「この世をば、喫煙者を生かさぬよう殺さぬよう」と命ずるかもしれません。
とにかくも、人間は傾向として目に見えるものに強く影響を受けます。メラビアンの法則を引き出すまでもなく、人間は視覚優位な生き物のようです。
例えば、菜園や庭の雑草。見えると気になります。でもその雑草が光合成をして二酸化炭素を吸収したり、根が土を柔らかくしたり、枯れ草が土地を肥していることにはあまり意識されません。
目に見えないものを意識する姿勢は、思考を柔軟にしてくれると僕は考えます。柔らかい頭で、雑草と協力して、でもあまり雑草が伸びるとそれも問題ですので、雑草を「力の余らぬやう、不足なきやう、治むること道なり。」
最近は嫌煙傾向の強い時代ですが、それは煙が目に見えるモノだからでしょう。とにかく目に見えるものは目立ちます。ポイ捨てされた吸い殻もよく目立つ。
それに対して、税金は目に見えない。意識されにくい。だから、たくさん税金を負担してくれているということで愛煙家に感謝する人はほとんどいません。
でも、喫煙者は傾向として健康を害すリスクが高いそうですので、傾向として病気になり医療保険制度を圧迫しているとすれば、その弊害も目に見えません。
総じて見るに、喫煙者は身体を犠牲にして多くの税を納めると同時に、あまり喫煙による患者が増えると財政を圧迫するということでしょうか。もしも徳川家康(もしくは本多正信)ならば「この世をば、喫煙者を生かさぬよう殺さぬよう」と命ずるかもしれません。
とにかくも、人間は傾向として目に見えるものに強く影響を受けます。メラビアンの法則を引き出すまでもなく、人間は視覚優位な生き物のようです。
例えば、菜園や庭の雑草。見えると気になります。でもその雑草が光合成をして二酸化炭素を吸収したり、根が土を柔らかくしたり、枯れ草が土地を肥していることにはあまり意識されません。
目に見えないものを意識する姿勢は、思考を柔軟にしてくれると僕は考えます。柔らかい頭で、雑草と協力して、でもあまり雑草が伸びるとそれも問題ですので、雑草を「力の余らぬやう、不足なきやう、治むること道なり。」