One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■持続可能な樹木 by T2021/10/28

コナラ
先日、金山里山の会の某若き会員と一緒に、里山間伐整美している場所でコナラを伐りました。若き会員は自家製椎茸原木を調達するためであり、僕は薪原木を調達するためです。

一本のコナラを伐ると、根元に近い太幹は薪用に、中間の適度な太さの幹は椎茸原木に利用できます。加えて枝葉はチップ化して堆肥に。

コナラは古木になる前に伐ってあげると、根株からひこばえを出して再び成長します。これを萌芽更新と言います。萌芽更新を繰り返せばコナラは新陳代謝して健康な状態を保つことができ、更に大木にならず伐倒に適した太さを維持できます。

現在、原油高騰、石炭火力発電抑制、核廃棄物問題等々、従来のライフスタイル変更を余儀なくされ、確実にその代償は家計を圧迫しつつあります。

それに引き換え、コナラは極めて優秀な持続可能資源です。