One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 地球規模で考え、地元で行動する by T2018/11/21

里山の風景
里山を整美する「金山里山の会」の活動は、決して地域に留まる活動ではありません。それは地球環境や世界経済にダイレクトに関連性を持った地域密着型活動です。
つまり

「地球規模で考え、地元で行動する」 そんな活動だと僕は認識しています。

現在の地球規模の環境課題と経済課題といえば、まず第一に地球温暖化問題とエネルギー問題でしょう。そもそも環境問題と経済問題はお互いソリの合わない問題のようです。環境保全を重視すれば経済活動を犠牲にせねばならなかっり、経済活動を活発にすれば環境破壊が進んだり。

そのようなジレンマの中で、里山活動、特に薪エネルギー利用活動は、日本に限定すれば環境課題と経済課題を共に無理することなく改善する活動であると僕は思っています。

里山のコナラを中心とした雑木森林を整美することは光合成を促進させ、二酸化炭素吸収と酸素放出を促します。よって地球温暖化の抑制につながります。そのプロセスの中で必然的に生じた間伐材や剪定枝等を薪エネルギーとして活用します。

一方、薪エネルギーを使用することによって、暖房や調理における石油・ガス・電気エネルギー使用を抑制することができます。また薪は地元から搬出するので、遠方から石油や電気を運ぶ必要がありません。輸送のための燃料が抑制されます。我が家では薪ストーブ生活をするようになって家計に役立っています。家計のみならず、日本国の視点からも、海外石油依存を減らし国内森林資源を生かすことにつながり、国策として有効だと思われます。

以上の通り、里山の薪エネルギーを原始・古拙・後進的と僕は全く考えません。
むしろ、薪エネルギーは地球のことを考慮したエコローカルエネルギーです。

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