One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 薪ストーブは空気清浄機 by T2019/11/27

薪ストーブは空気清浄機
当たり前の話ですが、薪ストーブには煙突が必ず設置されています。

そしてこれも当たり前の話ですが、煙突から排気されるということは、必ず室内には外気が入ってきます。例えばコンセント差込口などの家の隙間等から外気が入ってこないと煙突から空気が抜けていきません。

そしてこれもまた当たり前の話ですが、冬の外気は冷たい空気です。

しかし!
薪ストーブのある室内はとても暖かい。冷たい隙間風が入ってきているのに何故薪ストーブのある室内は暖かいのか?

正確に言えば、室内が暖かいというよりも体が暖かいのです。

薪ストーブの暖かさを表現する時に「体の芯が暖かい」と言った表現をよくします。そうなんです。体自身の内部が暖まるのです。難しい話をすると薪ストーブから放射される遠赤外線が人体を構成している分子を振動させ輻射熱を発するからです。それで芯から暖かいのです。輻射熱は空気を媒介とする必要がありません。

薪ストーブによって体が暖まりながら、同時に常に室内は新鮮な空気に換気されている。これは理想的な環境と言えるでしょう。

最近よく見かけるようなキッチンとリビングが一体となったワンフロアの室内でファンヒーターやエアコン暖房すると、食べ物のニオイが鼻につくことがあります。換気されていないからです。というか換気できないからです。何故ならファンヒーターやエアコンは空気を温める暖房器具なので、常時換気すると暖房器具として用をなさなくなるからです。

人間は暖かさも必要ですが、それ以上に新鮮でキレイな空気も必要です。

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