One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ インフラストラクチャー by T2021/03/02

自転車のグリスアップ

3月に入ると、自転車シーズンが始まります。雪に閉ざされていた冬の間に回転部分の分解掃除とグリスアップを行います。この毎年の作業は、30年以上自分で行い続けています。

ひとくちに30年以上と言いますが、この継続が意外と地味で困難なんですよ。何故なら、最近のスポーツ用自転車部品は、分解してメンテナンスするのが日進月歩で困難になっているからです。別の言い方をすればメンテナンスフリーという名の使い捨てになってきているからです。

僕は旧式のシンプル機能の部品を使用し続けていて、従来通り分解してメンテナンスできるため、30年以上続けていられるわけです。専用工具も新たに購入する必要もありません。

機械やモノは壊れるものです。モノを購入する際に、新品の時だけを考えるのでなく、維持管理がしやすいかも長期的に考慮すべきだと考えます。

話は変わりますが、僕の住む里山地域でも新たな道路建設が行われています。少子化に伴い、今後移動人口が減少するにも関わらずです。雪国なので道路が増えると除雪負担も増加します。融雪装置工事も増えます。そして最近、道路等のインフラストラクチャーの老朽化が問題になっています。そしてその負担を次世代・次次世代に残そうとしています。次次世代は生まれて来るのも嫌になり、少子化するのも納得できます。

モノを所有する時には、短絡的・衝動的にならず、長期的思考を働かせる必要を感じます。子孫のためにも。

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