■ 樹脂製プランター by T ― 2021/03/05
先日の強風で、近所のお宅横にあった樹脂製ゴミ箱が飛んでいました。そのお宅の人が言うには「フタが見当たらない」とのこと。地域のマイクロプラスチック問題にならないよう、フタが見つかって欲しいです。
ところで先日、ウェブでこんな記事を読みました。
「お金がたまらない人の玄関先でよく見かける、1億円貯まる人は絶対に置かない“あるモノ”」 ウーマン・プレジデント 2021/2/15
その“あるモノ”とは、植栽プランター。
大抵は維持管理が困難になり、世話されないプランターが無造作に置かれたままになりがち。1億円貯めた人の玄関先はスッキリしていて、まず見かけないそうです。
真偽の程は僕には分かりません。我が家の玄関先にも陶器製のプランターがあります。ただし、陶器製でなく樹脂製のプランターを玄関先に置くのは、お金が貯まる貯まらないに関わらず、僕は嫌いです。それに強風で樹脂製プランターが飛び散り、マイクロプラスチックになるやもしれません。
写真は、我が家玄関先のマンサクの花
ところで先日、ウェブでこんな記事を読みました。
「お金がたまらない人の玄関先でよく見かける、1億円貯まる人は絶対に置かない“あるモノ”」 ウーマン・プレジデント 2021/2/15
その“あるモノ”とは、植栽プランター。
大抵は維持管理が困難になり、世話されないプランターが無造作に置かれたままになりがち。1億円貯めた人の玄関先はスッキリしていて、まず見かけないそうです。
真偽の程は僕には分かりません。我が家の玄関先にも陶器製のプランターがあります。ただし、陶器製でなく樹脂製のプランターを玄関先に置くのは、お金が貯まる貯まらないに関わらず、僕は嫌いです。それに強風で樹脂製プランターが飛び散り、マイクロプラスチックになるやもしれません。
写真は、我が家玄関先のマンサクの花
■ マイクロ落ち葉 by T ― 2021/03/04
先日の強風の後、車庫コンクリート土間に溜まった落ち葉を集めると、ガーデニング用の大袋に入れて何と1立米くらいの量になりました。そのまま菜園に持っていって撒きました。
落ち葉はカサカサに乾いていて、手で揉むと粉々のマイクロ落ち葉に。これがプラスチックならば粉々のマイクロプラスチック問題になるのでしょう。でも落ち葉は分解して良質の土に循環していきます。自然はうまく出来ているものですね。
落ち葉は決してゴミ廃棄物でなく、良質の資源です。写真は、落ち葉の下から顔を覗かせたチューリップ。落ち葉が霜除けになります。
一方近隣では、落ち葉に混じってマルチ用の黒いビニール破片も飛び散っていました(我が家ではビニールマルチは一切使用していません)。ビニールは、たとえ小さく破れても決して自然界に循環せず、マイクロプラスチック問題になります。
ところで、富山県では用水に転落防止用の樹脂製フェンスを整備する計画だそうです。樹脂製の理由にコストの安さが挙げられます。落ち葉が用水に溜まって苦情を言う人は見かけますが、用水沿いの樹脂製フェンスに苦情を言う人は見かけません。長期的に見れば、落ち葉は自然に循環しますが、樹脂製フェンスが破損して散らかればマイクロプラスチック問題に行き着く、そんな危険性も留意しておかねばならないと考えます。
■ 箪笥が直って来ました。 by T ― 2021/02/25
先日、谷内木工(やちもっこう)さんに修理をお願いしていたベッドサイドチェスト(二分割箪笥)が、直って来ました。
木ピンで部材を止め直し、乾燥で縮んだ箇所には新たな部材をはめ込み、表面を磨いてオイルを塗ってもらいました。
90年ほど前に、城端町の「岸タンス店」で購入された箪笥。何と電話番号が157番と表記、たった3桁の電話番号。
妻の祖母が使っておられたという箪笥。実際に僕は御本人にお会いしたことはありません(声だけはカセットテープの録音で聞いたことはあります)。妻はお婆ちゃん子だったそうなので、料理や裁縫や勉強を彼女から教わったのでしょう。おかげで僕は幸せな結婚生活を送ることができています。
ともあれ、今回の修理のおかげで箪笥は100年は保つでしょう。モノはお金で買うことができても、モノの歴史はお金で買うことができません。
■ 箪笥の修理 by T ― 2021/02/14
■ 学生カバン by T ― 2021/02/11
ある中学生が語っていました。
「お父さんが中学生だった時に使っていたような革製の手で持つ学生カバンを、僕も使いたい。今のリュックサックのようなナイロン製のカバンは嫌だ。」
僕も同感です。ちなみに僕は革製の手で持つ学生カバンを使用していました。
革製は長持ちし、使えば味が出てきます。
それに手で持つカバンは良い。背中に担ぐカバンは衣服を痛めます。ちなみに僕はスーツやジャケットにカバンを担いだり肩掛けしたりは原則しないようにしています。
一方、ナイロン製は長持ちしません。そして使えば使うほど汚くなっていきます。長持ちしないので廃棄されるかマイクロプラスチック問題に行き着きます。
最近は重たい辞書を何冊も持ち歩く必要がなく、タブレットやスマートフォン一つを、薄っぺらなビジネスブリーフケースのような学生カバンに入れて通学するなんて、スマートで良いと思うんですけど。
僕が使っていた学生カバンは現在手元にありません。写真は僕のブリーフケースです。まん丸に膨らんだどデカいカバンを持っていると「この人仕事できないのかも」と思われそうでイヤです。僕は薄っぺらなカバンが好きです。仕事はできませんけど。
「お父さんが中学生だった時に使っていたような革製の手で持つ学生カバンを、僕も使いたい。今のリュックサックのようなナイロン製のカバンは嫌だ。」
僕も同感です。ちなみに僕は革製の手で持つ学生カバンを使用していました。
革製は長持ちし、使えば味が出てきます。
それに手で持つカバンは良い。背中に担ぐカバンは衣服を痛めます。ちなみに僕はスーツやジャケットにカバンを担いだり肩掛けしたりは原則しないようにしています。
一方、ナイロン製は長持ちしません。そして使えば使うほど汚くなっていきます。長持ちしないので廃棄されるかマイクロプラスチック問題に行き着きます。
最近は重たい辞書を何冊も持ち歩く必要がなく、タブレットやスマートフォン一つを、薄っぺらなビジネスブリーフケースのような学生カバンに入れて通学するなんて、スマートで良いと思うんですけど。
僕が使っていた学生カバンは現在手元にありません。写真は僕のブリーフケースです。まん丸に膨らんだどデカいカバンを持っていると「この人仕事できないのかも」と思われそうでイヤです。僕は薄っぺらなカバンが好きです。仕事はできませんけど。
■ 16年前の記事を発見! by M ― 2021/02/08
昨日、ネットサーフィンをしていたところ、2005年にとやま環境財団のインタビューを受けた記事を発見しました。
当時、私は高校の教員をしていました。地域活動をしている中で、富山大学名誉教授竹内茂彌先生の奥様とお知り合いになりました。互いに自宅を行き来する間柄になり、以前から環境問題に造形の深かった竹内先生の紹介で取材を受けることになりました。
改めて記事を夫と読み直したところ、夫からブログの記事にしてはとの提案を受けました。
故障が多かったバイオ式トイレを撤去するなど、当時と変わった所もありますが、考え方の核の部分に大きな変化はありません。
お恥ずかしいですが、よろしければ記事をご覧くださいませ。
「環境を守る人々へのインタビュー」からお読みただけます。
http://www.tkz.or.jp/con12.html
当時、私は高校の教員をしていました。地域活動をしている中で、富山大学名誉教授竹内茂彌先生の奥様とお知り合いになりました。互いに自宅を行き来する間柄になり、以前から環境問題に造形の深かった竹内先生の紹介で取材を受けることになりました。
改めて記事を夫と読み直したところ、夫からブログの記事にしてはとの提案を受けました。
故障が多かったバイオ式トイレを撤去するなど、当時と変わった所もありますが、考え方の核の部分に大きな変化はありません。
お恥ずかしいですが、よろしければ記事をご覧くださいませ。
「環境を守る人々へのインタビュー」からお読みただけます。
http://www.tkz.or.jp/con12.html
■ Zero Waste by T ― 2021/02/04
ゼロ・ウェイストという言葉があります。これはベア・ジョンソンさんが著書『ゼロ・ウェイスト・ホーム』で提唱しているゴミを減らすライフスタイルです。
カリフォルニアで4人家族のベア・ジョンソン家は、1年間に出るゴミの量が何と1リットルだそうです。ゴミを減らすポイントは5つのR、すなわち
Refuse(拒否) Reduce(必要を減らす) Reuse(再利用) Recycle(リサイクル) Rot(堆肥化)
我が家ではどうでしょう。植物性の生ゴミはコンポスト堆肥化、デポジット瓶は再利用、紙や空き缶やペットボトル等はリサイクルに・・それで1週間に1回、Sサイズのゴミ袋(約10リットル)を出しています。だから少なくとも1年間では500リットルものゴミ廃棄、到底1リットルには及びません。まだまだゴミの量を減らす余地があるようです。
ベア・ジョンソン家の取り組みで面白いなと思ったのはRefuse(拒否)。例えば学校が発行する紙のお知らせなどを、「ありがとう、でも大丈夫」の一言で拒否するというもの。
確かに我が家でも、郵便ポストに投函された無料配布のチラシや行政自治体が発行するお知らせ等のノベルティは結構の量です。極力紙リサイクルに回しています。
ところで、僕の所属している薪焚き人の会では、金山里山の会ホームページのみでお知らせし、ペーパーレスに取り組んでいます。賛否両論ありますが、今後もペーパーレス路線を続けたいと思っています。何故なら森や木を大切にする会は、紙(森林資源)を無駄にしては本末転倒だと考えるからです。
カリフォルニアで4人家族のベア・ジョンソン家は、1年間に出るゴミの量が何と1リットルだそうです。ゴミを減らすポイントは5つのR、すなわち
Refuse(拒否) Reduce(必要を減らす) Reuse(再利用) Recycle(リサイクル) Rot(堆肥化)
我が家ではどうでしょう。植物性の生ゴミはコンポスト堆肥化、デポジット瓶は再利用、紙や空き缶やペットボトル等はリサイクルに・・それで1週間に1回、Sサイズのゴミ袋(約10リットル)を出しています。だから少なくとも1年間では500リットルものゴミ廃棄、到底1リットルには及びません。まだまだゴミの量を減らす余地があるようです。
ベア・ジョンソン家の取り組みで面白いなと思ったのはRefuse(拒否)。例えば学校が発行する紙のお知らせなどを、「ありがとう、でも大丈夫」の一言で拒否するというもの。
確かに我が家でも、郵便ポストに投函された無料配布のチラシや行政自治体が発行するお知らせ等のノベルティは結構の量です。極力紙リサイクルに回しています。
ところで、僕の所属している薪焚き人の会では、金山里山の会ホームページのみでお知らせし、ペーパーレスに取り組んでいます。賛否両論ありますが、今後もペーパーレス路線を続けたいと思っています。何故なら森や木を大切にする会は、紙(森林資源)を無駄にしては本末転倒だと考えるからです。
■ マザーウォーター by T ― 2021/02/03
ウイスキーを作る時の仕込み水を母なる水「マザーウォーター」と言います。
小林聡美主演の映画『マザーウォーター』では、バーカウンターの古い木製椅子が壊れるシーンで物語が開始します。古いけどとても気に入っている椅子だからということで、常連客の1人がその椅子を修理してくれます。
ウイスキー、椅子、コーヒー、豆腐、食事などなど、丁寧に作る、丁寧に物に接する、丁寧に人と接することが、各人それぞれ丁寧に生きることにつながっていきます。
丁寧に生きるには、地味で目立たない時間が必要です。落ち着いた気分で古い椅子にじっと座って居られる忍耐力も必要です。ウェアハウス(貯蔵庫)で何年も熟成を待つウイスキー原酒のように。ちなみにウイスキーの語源はラテン語で「生命の水」という言葉からきています。
そんなプロセスを経て、母なる水は生命の水に昇華するのです。
小林聡美主演の映画『マザーウォーター』では、バーカウンターの古い木製椅子が壊れるシーンで物語が開始します。古いけどとても気に入っている椅子だからということで、常連客の1人がその椅子を修理してくれます。
ウイスキー、椅子、コーヒー、豆腐、食事などなど、丁寧に作る、丁寧に物に接する、丁寧に人と接することが、各人それぞれ丁寧に生きることにつながっていきます。
丁寧に生きるには、地味で目立たない時間が必要です。落ち着いた気分で古い椅子にじっと座って居られる忍耐力も必要です。ウェアハウス(貯蔵庫)で何年も熟成を待つウイスキー原酒のように。ちなみにウイスキーの語源はラテン語で「生命の水」という言葉からきています。
そんなプロセスを経て、母なる水は生命の水に昇華するのです。
■ 戻ってきました。 by T ― 2021/02/02
■ 修理して使う by T ― 2021/01/24
椅子を修理に出しました。接着剤で固定していた座面部材が剥がれてしまったのです。
この椅子は、妻の実家から頂いてきたもので、いわゆる昭和の高度成長期直後に製造された商品です。合板ではなく無垢材を使用しており、飽きのこないオーソドックスな形状だったので、我が家で使うことにしました。
しかしながら、やはり当時の大量生産・大量消費・大量廃棄時代の代物。壊れたら廃棄して新しい物を買えばよい、それによって経済が回るのだといった成長神話に基づいているためか、細部の甘さが否めません。今回の接着剤剥離のように。
そんな大量生産・大量廃棄に敢えて逆らうように、地元の家具工房に修理を依頼しました。無機質な大量生産工業品とはいえ、何十年もの時を一緒に過ごしてきた椅子なので、そこには捨て難い関係性の歴史が存在するからです。
この椅子は、妻の実家から頂いてきたもので、いわゆる昭和の高度成長期直後に製造された商品です。合板ではなく無垢材を使用しており、飽きのこないオーソドックスな形状だったので、我が家で使うことにしました。
しかしながら、やはり当時の大量生産・大量消費・大量廃棄時代の代物。壊れたら廃棄して新しい物を買えばよい、それによって経済が回るのだといった成長神話に基づいているためか、細部の甘さが否めません。今回の接着剤剥離のように。
そんな大量生産・大量廃棄に敢えて逆らうように、地元の家具工房に修理を依頼しました。無機質な大量生産工業品とはいえ、何十年もの時を一緒に過ごしてきた椅子なので、そこには捨て難い関係性の歴史が存在するからです。