One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ お金を支払ってまでマラソンを走るなんて・・ by T2018/10/11

TOKYOマラソン2018

富山マラソンまで3週間を切りました。近頃は、かつて帝王マイルズ・デイヴィズもライブした県民公園太閤山ランド(一周約4キロ)をよく走っています。

週末になると、ランド内は多くの人で賑わっています。駐車場にもクルマがいっぱい停まっていますが、僕の周りには駐車料金390円がもったいないとランドを敬遠する人もいます。そんな人は駐車無料の大型ショッピングモールなどで休日を過ごしているのかも知れません。

駐車料金を支払い、お弁当を持参して、太閤山ランドにてピクニックする家族と、
駐車料金無料で、大型ショッピングモールにて買い物及び外食する家族と、
果たして1日の合計支出金額はどちらが多いのでしょうか?

なぜショッピングモールは駐車料金が無料なのか、それ以上に利益を回収できるからでしょう。タダは本当のタダではない。

お金の使い方にもその意味にも、投資、消費、浪費、被搾取、ローン返済いろいろあります。

ところで、マラソン大会にエントリーするにはお金を支払わなければなりません。富山マラソンや東京マラソンの場合10000円かかります。加えて交通費や宿泊費もかかる場合があります。「お金を支払ってまでマラソンを走るなんて、その心境が理解できない」と言われることがあります。有料マラソンの意味については複雑多岐に渡ると思われるので、お金の損得に絞ってその意味を考察したいと思います。

結論を述べると僕の場合、1年に1回、富山マラソンに10000円支出することによって他の支出をそれ以上に抑制できると考えています。いわば損して得を取る効果を狙っています。

走ることを自分のライフスタイルに組み込むと、マラソン大会を目標に毎日ある一定の時間を走ることに費やします。その負担は意外と大きく、他のレジャーや趣味に手を出すことが物理的に困難です。二兎を追う者は一兎も得ずです。また、走っている間は時間を消費しますがお金を消費できません。無駄な間食もできません。また、次の日も走るために休息を必要とします。よって飲酒や夜更かしを意識的に抑制します。昼間っからビールなんて言語道断です。

一方、走るということはストイックな行為なので意志力が鍛えられ、よって自己管理能力をつかさどる大脳の前頭前皮質が刺激強化されます。それによって意志力がさらに高まり金銭の衝動的浪費が抑制されます。走れば走るほど生活の無駄が削がれ、暮らしはシンプル、ミニマルになり、最終的に家計利益を高めると思われます。

今回は、走ることによる健康医療費面での損得を考慮していません。それを除いても、僕にとって、走ることは金銭的にお得であると考えています。走ることは木を見ず森を見る行為だと認識しています。

あっ!それともう1つ。僕は太閤山ランドまで自宅から走って行くので、駐車料金390円を必要としません。走るという移動行為は車による支出をかなり抑制してくれます。

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