One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 薪ストーブの点火材 by T2018/12/27

ブリキ缶の焚き付け材
写真は薪ストーブの点火材です。この量で2回は着火できます。割り箸、樹皮、薪割り時に生じる木っ端、近所の大工さんから頂く端材等です。

点火に紙類は使用しません。燃えカスがユラユラ煙突を昇りトップに詰まる恐れがあるからです。市販の固形着火剤も使用しません。最初の1、2年は着火剤を使用していましたが、今では点火の技術も上達しました。

薪は側面の解放された薪小屋や薪置き場に保管・乾燥されていますが、焚き付け材は勝手口近くの雨雪が吹き込まない安全な薪棚に保管されています。焚き付け材が湿ってしまうと点火が困難だからです。

寝室の蓄熱式暖房機を除き、薪ストーブは我が家の唯一の暖房手段です。よって点火しないとなるとアウトです。点火できないなら代わりにエアコンやファンヒーターでなんてことはできません。だから点火材には少々神経を使います。

とはいうものの点火は自分で管理しうる問題でもあります。停電や石油供給のストップなど自分ではどうしようもできない問題とは異なります。

ある先人が薪山を眺めて嬉しい気分になると語っていた意味がよく分かります。

こんなちっぽけなブリキ缶の焚き付け材ですが、僕にとっては安心感の源です。