One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 屋敷林は天然のバードフィーダー by T2020/07/14

ヤブデマリの赤い実
金山里山に家を新築した約20年前、田舎に住めば放っておいても当然のように、野鳥たちが庭先にやって来てくれるものと思っていました。ところがサッパリ来てくれません。仕方なくデッキに餌皿(バードフィーダー)を置いて見ましたが、やっぱりサッパリ。

一方、薪ストーブ煙突にスズメが落ちて、薪ストーブの扉を開くと部屋中を飛び回ったりテンテコ舞い。ヤレヤレ、自然は人間の思うようにはいきません。

家の周りに雑木を移植し、樹木が年々大きくなってくると、ようやくチラホラ野鳥たちが庭を訪れてくれるようになってきました。更に樹木が大きくなった最近は、梅雨の雨宿りにも来てくれて羽根を休めています。野鳥を呼び寄せるには宿り木が必要なようです。

野鳥は赤い実に集まります。この時期ヤブデマリの赤い実がたわわに実っています。ヤブデマリは我が家の屋敷林辺縁部を占めているマント植生です。当然の如く入れ替わり立ち替わり野鳥たちが訪れてくれます。そのせいだと思われますが、近くの我が菜園では、トマトの実が食べ頃になったと思いきや、たくさん食べられてしまうようになりました。野鳥たちは訪問ついでにトマトも召し上がっていかれるようです。

やっぱり自然は人間の思うようにはいきません。