One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 21年目にして初めて by T2021/06/13

590gの煤
2001年から薪ストーブ生活をしてきて、今シーズン初めて自分で煙突掃除をしませんでした。昨年煙突を交換し、煙突性能もアップさせ、加えて屋根に上がらなくとも下から煙突掃除ができる構造にしてもらいました。

日本暖炉ストーブ協会(JFSA)会員で富山県唯一の正会員業者である株式会社トリコノートさんに昨年工事をしてもらい、初回メンテナンスは有難いことにサービスで行ってもらいました。専用の手作り工具等を使って手際良く作業され、今後自分で行う際の参考になりました。

煙突の煤の状態は、極めてパウダー状でした。これはしっかり乾燥した薪を燃やした証拠とのこと。湿った薪や不完全燃焼の場合は、ベットリなタールが煙突内部に付着します。

ただ、パウダー煤の量は、今のエコ時代では多めの590g。最近のストーブ機種で良い燃焼をさせると300〜400gだそうです。我が家の薪ストーブは2000年に購入したヨツールF500。20年の間に薪ストーブも進化し環境負荷の少ない機種になっているようです。

今後、我が家のF500でも、ストーブ内部の一部の部品を新素材のものに交換し燃焼効率を高めることと、燃焼巡航温度を今よりも約50℃上げることによって、より効率的な燃焼を促進し煤の量を減らすことができそうです。

来シーズンは、ストイックなボクサーのように、1gでも煤の減量に励みたいと思っています。

※トリコノートさんについては、こちらをご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/ones/way/recommend.html#rec_TRICONOTE