One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 里山のサラブレッド by T2021/06/30

里山のサラブレッド
北日本新聞社が発行する02magazine(ゼロニイ・マガジン)に、地元里山の1人の若者が紹介されました。彼とは金山里山の会にて一緒に活動しています。

今までいろいろな人々と出会いましたが、その中でも飛び抜けて将来性のある若者、しかも、僕みたいに外から移住してきた者とは異なり、地元出身地元育ちの若者です。

農薬や化学肥料を使わない自然農業栽培にも熱心。特に彼の素晴らしい点は、謙虚な向上心です。周囲や従来のやり方に固執せず、良いと思われることは素直に謙虚に受け入れて、どんどん既存のマインドセット(価値観)を変えていくことのできる懐の深さを感じます。

どんなに知名度のある肩書きや経歴を持つ年配者であったとしても、一旦「この人結構チョロイかも」と思ったら舐めてかかってしまう性格のこの僕が、心からリスペクトしてしまう20歳近く年下の若者、滅多にいません。僕は勝手に彼のことを金山のサラブレッドと呼んでいます。里山とは何か、里山の美しさとは何か、里山を整美するとは何か、そんな本質的な議論ができ得るサラブレッドです。

ただ、若さゆえに無理もできてしまう。ややもすれば「善意の搾取」のターゲットにもなりやすい。荷重負担で種馬が潰れてしまうことの無いよう、僕たち年配者は気をつけねばと思っています。

一緒に、里山を輝かせましょう。