One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 拝啓 貧乏神さま by T2021/06/18

階段蹴込み板の隙間
ある人が言っていました。使わないモノや壊れたモノは貧乏神を呼ぶと。

確かに使わないモノや不要のモノが家の中にあると片付かなくて、必要なモノを探すのに時間を浪費します。また、使わないモノが占有している面積分の固定資産税が無駄に支払われているとも言えます。

冷蔵庫の中も、無駄な食品が詰まっているだけで電気料金が無駄に浪費されたり、食品を腐らせたりします。確かに貧乏神が住み着いているようです。

ところで、家の中で最大の無駄で使わないモノ、何だと思いますか?

僕が考えるに、家の中で最大の無駄で使わないモノ、
それは使わない部屋・空間。
無意味に掃除しなきゃならないし、換気しなきゃならない。放っておいたら床や壁がカビるし痛むし、それこそ毎年多額の固定資産税を無駄に支払わねばなりません。大きな家、広い部屋こそステイタスシンボルといった見栄心こそ無駄なモノかも知れません。

だから、自分が家を建てる時は、絶対に小さな家にすると決めていました。
さらに!

貧乏神が隠れることのできないよう、床下基礎内もベースメント・ピロティとして自転車置き場として活用。天井裏もロフトとして季節収納場所に活用しています。

とはいえ、貧乏神(黒闇天)は福の神(吉祥天)と姉妹とのこと。貧乏神を追い出したら福の神も出て行くそうです。あまり完璧を求めず何事もほどほど。

ところで、直感的に僕は、我が家の貧乏神さまの気配を階段下納戸つまり神棚の下に感じるのです。別に根拠はありませんけど。だからなるべく納戸内も整頓し、掃除機をかける時は納戸内もかけて、居心地の良い空間に心がけています。

写真は、納戸の換気を促すため、敢えて階段蹴込み板に隙間を作ってもらいました。