One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 他人は他人、自分は自分 by T2021/11/03

軽トラック
知人のクルマが故障しました。どこが故障したか訊ねるとバックディスプレイ(後ろの映像がモニターに映る機能)が故障したとのこと。

また他の知人は、先日、ショッピングセンターの駐車場からクルマを出そうと思ったところ、クルマのキーのボタン電池切れでドアを開けることができなくなったとのこと。友人のクルマでコンビニエンスストアへ連れて行ってもらい電池を購入したとのことでした。

クルマに便利な機能が搭載されればされるほど、故障箇所も増えていきます。少なくとも10年前まではバックディスプレイの故障は存在しませんでした。

便利な機能が搭載されればされるほど車体価格が上昇し、修理費用もかさむことになります。でも、そんなに便利な機能って、あなた自身は必要だと思いますか?

ところで、人間の脳は、生来的に「考えること」が嫌いです。何故ならば、何もしなくても脳はエネルギーを必要とする臓器。加えて「考えること」は多大なエネルギーを消費するからです。だから、自然に放っておけば人間の脳は考えないで周囲に合わせる選択をしがちです。皆んなが持っている便利な機能だから自分も持ちたいと。

そんな脳の習性を知った上で、意識して考える習慣化はとても重要だと考えます。他の人はいざ知らず、自分にとって何が必要かを。他人は他人、自分は自分。

僕の必要とするクルマ、それは軽トラック。バックディスプレイも無し、リモートキーも無し、カーナビゲーションも無し、パワーウィンドウも無し・・
僕にとっては必要無いからです。僕の必要な機能はマニュアルギアシフト、AM,FMラジオ、パートタイム4WD。他の人はいざ知らず、自分は自分。