One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ プライマリーバランス by T2021/11/23

秋の里山風景
先の週末、町内では農道法面の雑木伐採と猪除けの電気柵撤去作業が行われました。自由参加で日当が支払われる作業。水田を耕作していない非農家の参加は僕一人でした。

何を隠そう、農家でもない僕が参加した動機は、町内会費(万蔵と呼びます)の黒字化です。ここ数年、僕は年間町内会費を支払わなくてもよい、というか反対に町内からお金を頂いています。つまり、先の作業日当でもって町内会費を賄いプラスに黒字化しています。2021年も黒字確定です。

例えば1万円の作業日当を受け取ったとしましょう。1万円とは、現在の金利からすれば1億円を銀行に預けて得られる利息よりも高額。それを1日半の作業で得ることができます。いかに人的資本が価値あるものか思い知らされます。また、週末の接待ゴルフ仕事に比べて、僕にはこっちの作業の方が楽しく経済的。

僕は薪ストーブを焚きながら里山で暮らすことを求め、ここへやってきました。里山暮らしとは、里山で活動することであり、先述のような雑木伐採や自然の中で生産的作業を楽しむ暮らしです。それでもって収支黒字化は、本当に有難いです。

家計のプライマリーバランスを黒字化・健全化するために先ず行うことは、町内会費のような絶対に支払わなくてはならない固定費を抑制し、前倒しで支払っていくことだと考えます。