One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ TUMURAチップソー by T2021/11/13

ツムラL-52
先日、富山県森林研究所の先生に、私たち金山里山の会が整美している森林を見てもらいました。約3年前にコナラの木を伐採した場所では、切り株の萌芽更新や実生更新といった天然更新がとても順調になされているといったコメントを頂きました。これほど上手く育っている例は少ないということで、研究誌に事例として紹介してもらうことになりました。

「山の持ち主に、よりキレイな状態でお返しできることはとても嬉しい」と、前会長もおっしゃっていました。僕も同感です。

とはいえ、場所によっては伐採によって日当たりがよくなり過ぎて、クマザサが増えた場所もあります。今後下草の高刈りと苗木植樹を行う予定です。

金山里山の会で使用している刈り払い機の刃(チップソー)は、株式会社ツムラ製のL-52オールラウンド。これはチップソーというよりも丸ノコ並みの切れ味で、細い雑木ぐらいだったら切り倒していきます。余程のことがない限りチップソーが飛ぶこともなく、研磨して使い続けると、量販店の安物チップソーを使い棄てするよりもかえって経済的で効率的。

田舎に住んでいると、当然のように一家に一台は刈り払い機があります。そんな中にあって、ツムラL-52を搭載している刈り払い機を振り回していると、役者が違うといった自己満足に浸れますよ。

里山は、奥山や原生林と違います。人間が山に入って木を伐ることによって森が新陳代謝して活性化・再生化し続けるのが里山。森と人間の折り合いが里山です。