One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 幸せで自立した薪焚き人になるために by T2021/11/21

金山里山の会
僕の住んでいる地域において、移住者促進PR活動として、薪ストーブライフを謳い文句に、里山に移住者を増やそうという意見がある。つまり「金山里山の会(薪焚き人の会)という組織があって、簡単に薪が手に入る」のようなニュアンスで話す人がいる。しかしそう話す人の多くは、薪ストーブライフを行なっていない人々である。実際の薪自給は労力と時間を結構必要とし、決して簡単ではない。

金山里山の会に所属する僕の意見を述べる。もしも薪ストーブで移住をPRするならば、慎重に受け入れのシステムを熟慮構築した後にすべきである。何故ならば、移住という選択は、その人の人生の極めて重大な決断だからだ。移住したはいいが、こんなはずじゃなかったということになれば、誰も幸せにならない。

未だ具体的な移住促進が行われていないが、そんな今だからこそ、将来に備え受け入れシステムを検討すべきである。その一例を考えてみた。

①先ずは金山里山の会に入会する。入会には金山里山の会の理事一名の推薦を必要とする。
②会員として、富山県森作りサポートセンター主催のチェンソー講習会を必ず受講する。
③受講済み会員2名以上でグループを作り、指定された里山にて薪作りを行う。
④原則個人の責任において薪作りを行う。金山里山の会(薪焚き人の会)は薪の世話や講習等の世話を行わない。つまり、金山里山の会は里山活動の窓口なのであって、あくまでも会員の主体的行為と覚悟に依存すべきである。

皆さんの意見を聴かせていただきたい。議論は始まったばかりである。