One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ヒートショックとインフルエンザ by T2019/12/04

全館暖房
富山県民は、家の大きさを豊かさの象徴としてきました。
しかし、その大きさが重荷になってきているように僕は考えます。

例えば暖房。広い廊下のある大きな家で全館暖房なんて到底不可能。精々リビングダイニングのみを暖房し、一歩廊下に出ると真冬の寒さ。トイレに行くのにも勇気が必要な始末。ヒートショックのリスクが高まっています。寝室も冷え切ってパジャマに着替えるのも苦痛。布団も湿って重く感じられます。

思わず、真冬の薪小屋にテントウムシが越冬している光景を思い出します。それは数十匹のテントウムシ達が薪の間で皆身を寄せ合って動かずジッと固まっている光景です。それはあたかも大きな家の中の隅っこだけを暖房し、皆身を寄せ合って越冬してる人間にシンクロします。

大きな家なのに狭い空間だけ閉め切って暖房し身を寄せ合うから、誰かがインフルエンザウイルスを持ち込めば皆感染という事態。何のための大きな家なのでしょうか?

僕は考えます。小さな家を全館暖房する方が健康的で経済的であることを。小さな家なのに広々自由に動き回ることができて豊かであることを。

小さな家の中心にある一台の大型薪ストーブが全ての空間を暖める。一階では薪ストーブの遠赤外線を受けディナーを楽しんでいる最中にも、常に暖気は二階ロフト寝室を暖める。電気毛布など無くても羽毛布団はドライでポカポカ軽くなっているというわけです。こんな小さな家の暮らしは最高だと僕は思うんですけど・・。

皆さんどう思いますか?

コメント

トラックバック