One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 初もの栗 by T2020/09/10

初もの栗
先日の9月9日、妻が庭で栗を発見しました。今年の初ものです。

妻が言うには、昨年の9月9日のブログ記事には初もの栗の話題が書かれていたので庭を探したところ発見!とのこと。これからしばらく栗の収穫を楽しむことができます。

畝作りや施肥などいっさい手を加えなくとも、毎年実をつけてくれるクリの木、本当に有難いことです。

しかしながら、どんな食べ方を選んだとしても、クリを食べるには皮を剥く手間を避けることができません。皮を剥かねばならないなら、お菓子屋さんでモンブランケーキを買って食べた方がいいと思う人もいるでしょう。(僕もその一人)

昨今は便利な世の中で、食べたいと思えば直ぐに食べることができます。直ぐに欲求を満たすことができるのが現在です。でもそれが現代人の大きな苦悩の原因でもあります。

全ての依存症に共通していることは、直ぐに欲求を満たすことのできる行為であることです。アルコール依存症は酒を飲むことで直ぐに酔うことができる、買い物依存症は買い物すると直ぐに手に入る、スマホ依存症やゲーム依存症はプレイすれば直ぐに楽しくなる・・。それに対し勉強依存症や料理依存症、栗の皮むき依存症というのは聞いたことがありません。直ぐに効果や結果が現れない行為だから依存症にならないのです。

直ぐに満たされるモンブラン・スイーツ依存症にならないために、僕もせっせと天然栗の皮むきをしようかな。