■ 時間的余裕 by T ― 2020/09/28
コロナ禍が無ければ、本来昨日は住民運動会の日でした。今年は獅子舞も納涼祭も地域文化祭もコロナの影響で全て中止です。
しかしながら、この現状を違う方向から見てみましょう。すなわち、日々の暮らしに時間的余裕が生まれていると言えるのではないでしょうか。イベント当日のみならず、イベントに向けての準備も含め、かなりの時間的余裕が生じたはずです。
昨日、金山里山の会の会長さんがおっしゃっていました。
「コロナ前、地域の働き盛りの連中はイベントの世話や少年野球の世話など、休日返上で大変苦労していた。これを機会に地域の行事等を精選してみてはどうか。」
僕も同感です。トップダウン式で、イベント行事開催を上の方で決定し、実際世話をするのが身体の動く壮年層という場合には、負担が実働部隊に集中します。時間的余裕の無さは考える余裕さえも奪い、本当の意味で地域や社会に主体的貢献参加することが困難になると思われます。
これを機に、地域の行事やイベントを再考し、住民が自ら考え、主体的に活動できる環境を整えることを提案します。その結果、金山里山の会活動に多数の壮年層が積極的に参加する動きが生じれば、それはとても良いことだと思います。