One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 人生は短い by T2020/12/16

ターシャ・テューダーの本
伝説のガーデナー、ターシャ・テューダーはかつて言っていた。
「人生は短い。だから、したいことを思いっきりすれば良いのよ。」

その通り。ただし重要な条件が3つあると思う。
1つ目は、果たして自分が思いっきりしたいことが見つかっているかということ。自分が何をしたいのかよく分からなければ、思いっきりしたいことができない。
2つ目は、最も1番にしたいことが決まっているかということ。したいことがいろいろあって結局全て中途半端になってしまうと、全て思いっきりしたいことができない。
3つ目は、1番したいことがあるのに、一方で、しなければならないことがあって、それが1番したいことの邪魔になっていないかということ。しなければならないことって何なのかも問題だけど。

ところで
僕のしなければならないこと、それは生存していくこと。
僕の1番したいこと、それは薪ストーブ生活。
実は、両者は表現が異なるが、同じことを意味している。

生存するということは、体温を一定に保ち続けること。食べたり身体を動かしたりすることは、体温を一定に保ち続けること、つまり自分自身を性能の良い燃焼システムとして維持し続けること。

とはいえ性能の良い燃焼システムとしての自分自身だけでは限界がある。よって家や暖房器具によって自分自身を保護する。

僕の1番したいことは薪ストーブ生活。薪を作って薪を焚いて、燃やして生じた灰を菜園に撒いて健康な野菜を作って、健康な野菜を食べて身体を健康に保って、そんな薪ストーブを中心に据えた生活。薪ストーブを中心に据えた生活の中で自分自身を保護すること。これが1番したいこと。

これでお分かりだと思うが、僕のしなければならないことと、僕の1番したいことが同じなわけである。

人生は短い。だから僕は本当にしなければならないこと=1番したいことだけを思いっきりするだけ。