One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 峠の釜めし by T2020/12/21

峠の釜めし
北陸新幹線東京・金沢間が開業して5年と9ヶ月経過。その間に僕が新幹線乗車したのは1往復のみ。開業2015年の11月でした。

当時、車椅子生活だった実父が一度北陸新幹線に乗ってみたいということで一緒に乗りました。グランクラスにて軽食を頂き、軽井沢の老舗、万平ホテルに行ってコーヒーを楽しんでくる、ただそのためだけに。

帰途、軽井沢駅の売店にて懐かしい横川の釜めし(峠の釜めし)をお土産に買いました。

昨日、その時の釜めしの土鍋容器でお粥を作りました。作ったと言っても単に薪ストーブに置いただけです。実父は一昨年に亡くなりましたが釜めしの容器は今も残っていました。

ところで、僕は東京へ行く時は飛行機を利用します。車椅子利用者など弱者には航空会社は優しい。優先搭乗はもちろん介助もして下さいます。一方新幹線は出発15分前にフォームに居るように指示され、グランクラスはいちばん遠くの車両で、乗ると車椅子が通行できず、僕は車椅子をたたみ、一人で実父を介助したことを覚えています。その体験が、さらに飛行機利用を促進する理由にもなりました。

早割を利用すれば飛行機は新幹線よりも安く、移動時間も短く、サービスも良く、空港駐車場も無料で、チケット購入もwebでカンタン、室内では大声で喋る集団客も少ない。

しかし、ただしひとつだけ北陸新幹線にもメリットがあります。富山から長野県へ行く時だけは、以前の信越本線時代よりも新幹線は便利。

とはいえ、長野県に行くことはそう滅多にありません。少なくともここ5年間では、わずか一回のみ。コーヒーを飲みに行った一回のみ・・です。