One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ コロナを忘れる一瞬 by M2020/12/19

昨日、所用で砺波へ行ったついでに砺波市美術館で開催中の「至高の精神展 総集編 Part.3」を鑑賞してきました。

私たちが懇意にしている本郷仁さんの作品が展示されています。コロナ禍で外出がままならない中、安全な空間の一つが美術館です。

平日の午前中、館内は私たちと監視員だけでした。富山県内で活躍されている5名の美術作家の作品は冬の凛とした空気の中で、静かにそして鋭い光を放っているようでした。


ささえになるもの
とりわけ惹かれた作品は堀敏治さんの「ささえになるもの」です。日本画ですが、凹凸がある不思議な作品です。壮大な宇宙が描かれている印象を受けました。心の中に存在する宇宙と言ってもいいかもしれません。


杉林
夫が好んだ作品は広田郁世さんの「杉林」でした。私たちが住む里山の風景に通じます。キャンパスに描かれた陰影に、静謐さを感じました。新型コロナウィルス 感染拡大で騒つく世の中と少し距離を置き、穏やかさを感じる作品です。

会期は令和3年1月24日(日)までです。