One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 壁の中 by T2021/02/12

壁の中
漆喰壁の下地ボードに浮いた箇所が見つかりました。偶然その部分は、今春エアコン設置を予定していた部分。ということで、浮いた箇所を剥ぐりました。今後は、エアコン固定用下地材を張り、エアコン配管場所を確定して、それから漆喰壁を塗り、最後にエアコン設置ということになりました。不幸中の幸いです。

我が家の壁は真壁作り,つまり柱面が露出しています。大工さんに柱と梁で囲われた白漆喰壁の一面だけをキレイに剥ぐってもらうと、壁の中の筋交や炭化コルク断熱材が現れました。壁の中は結露することなく完全に乾いていました。カビや痛みも無く安心しました。

最近の住宅は、室内温度の高さ、高気密性、ビニールクロス貼りなどの原因で、壁内結露が時々問題になっています。我が家の場合は、漆喰、炭化コルク、無垢材の柱や梁、杉材の外壁下見張板などがしっかり調湿してくれていたのでしょう。

それと薪ストーブと蓄熱式暖房機。燃焼によって水蒸気を室内に排出しないことが、如何に重要かを再認識しました。

入居して20年と1ヶ月と16日。家も私たちも健康な呼吸を維持して、お互い長寿でありたいものです。