One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 交通事故の4倍以上 by T2021/02/20

マンサクの花
交通事故が原因で亡くなるよりも、マイホームが原因で亡くなる人の数が4倍以上というショッキングな記事を見つけました。
幻冬舎GOLD ONLINE2021/2/17

日本住宅の特徴として、換気困難なことと部屋間の温度差が大きいことが挙げられます。エアコン又は石油ファンヒーター暖房ならば、なるべく光熱費を節約するために一部の部屋を閉め切って暖房します。当然部屋内の空気は汚れ、部屋を出ると激寒。日本で入浴中にヒートショックで死亡した人は年間約1万7000人、一方で交通事故死亡者が3694人(2017年)なので約4.6倍の数です。

二酸化炭素濃度の上昇による地球温暖化が叫ばれていますが、日本住宅ではそれ以上に室内の二酸化炭素濃度が上昇しています。それは密閉された部屋での石油ストーブ暖房。石油を燃やすと二酸化炭素と水などを放出します。ちなみにドイツでは、室内で石油ストーブを燃やすと訴訟問題になるくらいですから、欧米ではあり得ないそうです。

今後、交通事故死者数は安全装置普及によって減少していくでしょう。それに加えて日本の住宅事情は?

21世紀になって20年経過しました。もうそろそろ真面目に暖房について考えませんか?みんなと一緒だから安心と思っていたら・・ガラパゴスの暖房と言われるかも。