One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 箪笥が直って来ました。 by T2021/02/25

直ってきた箪笥

先日、谷内木工(やちもっこう)さんに修理をお願いしていたベッドサイドチェスト(二分割箪笥)が、直って来ました。

木ピンで部材を止め直し、乾燥で縮んだ箇所には新たな部材をはめ込み、表面を磨いてオイルを塗ってもらいました。

90年ほど前に、城端町の「岸タンス店」で購入された箪笥。何と電話番号が157番と表記、たった3桁の電話番号。

妻の祖母が使っておられたという箪笥。実際に僕は御本人にお会いしたことはありません(声だけはカセットテープの録音で聞いたことはあります)。妻はお婆ちゃん子だったそうなので、料理や裁縫や勉強を彼女から教わったのでしょう。おかげで僕は幸せな結婚生活を送ることができています。

ともあれ、今回の修理のおかげで箪笥は100年は保つでしょう。モノはお金で買うことができても、モノの歴史はお金で買うことができません。