■ アナログ手動の威力 by T ― 2021/04/01
先日のブログ記事に書いた洗濯ブラザーズ。日本一の洗濯屋さんの教えに従って、妻が僕のポロシャツを洗濯してくれました。写真のようにようにシワがつかずアイロンがけ不要です。
シワのつかない洗濯方法とは、脱水途中で一旦止めて、デリケート物やシワをなくしたいハンカチなどを脱水槽から取り出してしまうのです。水が滴らない程度で干してしまうと、軽い脱水のためシワがつかず、加えて水分の重みで生地がピンと張ります。軽脱水とアイロン無しは衣服へのダメージを軽減し長持ちさせます。そして残りの洗濯物は再び脱水を再開しフィニッシュというわけです。
このような洗濯方法は、手動アナログの2槽式洗濯機だから可能。全自動だとこうはいきません。
全自動洗濯機はまず最初に洗濯物を入れ、次に洗剤を投入して洗濯開始。でも洗濯ブラザーズがおっしゃるには、先ず一番は水を溜め、次に洗剤を投入して空回転させ、しっかり洗剤を混ぜます。その後ようやく洗濯物を投入して洗濯開始。洗剤よりも真水のほうが衣類にダメージを与えるらしく、最初にしっかり洗剤水溶液を作るほうがよろしいとのこと。これも2槽式だから容易です。
このようにアナログ手動は、ひと手間必要ですが、仕事の本質的なクオリティは高い。それは薪ストーブにも言えます。
薪ストーブは、燃料調達も自前手動ですから、これぞアナログ手動の極致。薪ストーブの本質的クオリティを超える暖房器具を知っている方がいらしたならば、教えて下さい。僕の知る限り、薪ストーブを超える暖房は太陽以外見当たりません。