One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 自家製野菜は得か損か by T2021/04/29

自家製健康野菜

「野菜をスーパーで買った方が、自分で作るよりも安い」という話を時々聞きます。真偽の程は如何なのでしょうか?

野菜作りに限らず、いかなる商品においても最大の負担は人件費。野菜作りにかかる時間に対し、時給計算で人件費を計上するならば、自家製野菜はかなり高くつくかもしれません。

では、自前の人件費をゼロと設定して、それでも野菜はスーパーで買ったほうが安いのかどうか?僕は正確に計算したことはありません。何故計算したことが無いのか、その理由を述べましょう。

我が家の野菜は無農薬・無化学肥料・無除草剤の健康野菜です。無農薬・無化学肥料・無除草剤で作られた健康野菜をスーパーで買い求めることは、限りなく困難です。だから具体的に高い安いの比較ができないのが現状、それが理由です。

一方、野菜の価格を上昇させる大きな要因として、農薬・化学肥料・除草剤への出費があります。農薬・化学肥料・除草剤を購入しなければ、野菜の価格をかなり下げることができていると推測しています。

ここで仮に、自家製野菜に人件費を計上するとしましょう。我が家の野菜に誰も給料を支払ってくれなので、僕はタダ働きです。時は金成り、野菜を作らず、他のことに時間を使った方がお得かも知れません。しかしながら、時はプラスのお金にもなるし、反対にマイナスのお金にもなります。

例えばこの大型連休、皆さんどうやって過ごされますか?毎年僕は、野菜も含めガーデニングで過ごします。その間、テレビを見ながら昼ビールを飲んだり、ゴルフしたりショッピングでお金を消費(浪費)したり、物理的にできません。つまり僕にとってマイナスのお金を抑制できるわけです。

さらに、自家製健康野菜を作って食べて、家族が健康になって医療費が抑制されて幸福になれば、これ以上安くつくことは、今の自分には考えられません。