One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 税金を納めるのは好きですか? by T2017/04/09

私たちの固定資産"菜園と自宅"(2015年6月撮影)
先日、平成29年度の固定資産税の納税通知が届きました。私たち夫婦は、ささやかではありますが毎年所有する土地と家の固定資産税を支払っています。都会と違って田舎は地価や土地評価額も低いので、税金額に関しては助かります。また小さな家ということも有利です。

だから、こんなに固定資産税を支払ってるんだぞ、と自慢するレベルでは到底ありません。
しかし、一方で夫婦二人の働いた給料で土地を購入し家を新築した事実が、今の自己肯定感を高めているというのも否定できません。ゼロから手に入れた資産に対し税金を支払う。固定資産税はある意味僕にとってエンブレム?納税額がわずかだからこんな悠長なことを言っていられるのかもしれませんが・・。

僕が中学生の時、僕の父親が商売上家を新築し大きな借金をしました。その時父親は言いました。
「安心しろ。お前には借金を残さない。」

とても簡潔な言葉でした。そして父はその言葉を完遂しました。

地球規模で人口爆発が続く現在、人口密度が世界トップレベルの日本において、少子化を問題とする世論があります。子供の数が少なくなると老後の公的年金制度や医療保険制度など社会保障制度が維持できなくなるという輩が確実に存在します。この論理を解釈し直すと、子供が少なくなると既存の大人が生きてゆけなくなるから不安だということでしょうか。大人が生きてゆくために子供は生まれてくるのでしょうか。子供とは子を供えるということでしょうか。そのように人格を他の人格のための手段として扱ってよいのでしょうか?子供は子供自身のために生まれるべきではないでしょうか。

僕は父から学びました。依存しすぎないことのカッコよさを。

両親は両親の力で家を建てました。だからかもしれません。私たちは自分たちで土地を購入し家を建てることができました。父には資金援助を受けませんでしたが、資金以上に教育という大きな援助を受けました。

だからその証としての固定資産税を納入することは、好きとは言えませんが嫌いじゃありません。

■ 映画 ”My beautiful garden[マイ ビューティフル ガーデン]” 富山でも上映されます! by M2017/04/09

初夏の"My beautiful garden"(2014)
今日は日曜日。朝食を食べ終え、ヨーグルトとコーヒー、東京のお土産にいただいた大阪の抹茶チョコレート菓子をいただいていました。

NHKラジオ第1放送からクラシック音楽が流れていたのですが、いつもの日曜日通り夫はFMいみず(79.3MHz)にチャンネルを変えました。平井理央さんがナビゲーターをつとめるJ-WAVEの番組”WONDER VISION”です。

そのタイミングで、映画 ”My beautiful garden” の紹介があったのです。番組では”シネスイッチ銀座”での上映が昨日から始まっているという話でした。

すぐに上映情報を調べると、4月29日(土)〜5月12日(金)まで富山の”ほとり座”さんで上映されることが判明しました。

「美しい庭は人生の意味を教えてくれる。」
「美しい秩序を保った混沌の世界だ。」
「生命と自然はこの世に現れる瞬間を待っている。」

GW中の雨の午前に”ほとり座”さんを訪れることになりそうです。