One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 久しぶりの雨に輝く苔 by M2017/04/26

雨に濡れた前庭の苔
天気予報通り、今日は朝から雨が降り続いています。久しぶりの雨に濡れた前庭の苔が輝いていました。

我が家の庭には緩やかな傾斜があります。この傾斜は元からあったものです。道路より低い土地を購入したので、多くの人に地盛りを勧められました。しかし、私たちは地盤の安全と景観保全の観点から、地盛りを選択しませんでした。造園時も条件に今の地形を生かしたデザインを要望しました。

傾斜があるため造園直後は表面土壌の流出を防ぐために芝を敷きました。夏の日差しに輝く芝生は憧れでもありました。この暮らしのモデルとしたKAKI(富山市粟巣野の家具工房)にも芝があったからです。

しかし、芝は冬には枯れて茶色くなります。春から秋は、雑草が生えせっかくの芝が醜くくなります。除草は芝を残しながらとなるので、手間がかかります。そんなわけで造園から数年間、夫は芝と格闘していました。

ところが、樹木の成長に伴い、芝が後退し苔がでてきたのです。苔が生した庭にするために水やりが大変だという話を聞いたことがありますが、我が家の庭はいつのまにか苔が増えていったのです。苔にとっての好条件が整っていったのでしょう。

最初は芝生の庭を喜んでいたのですが、除草の労力、冬場の見栄えを考えると、苔の庭もまんざらではありません。芝生は今残っているだけで十分ですね。