One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 死ぬまで焚き木を背負って勉強 by T2018/05/05

死ぬまで勉強、死ぬまで再塗装
空気の乾燥し過ごしやすい初夏のこの時季、煙突掃除も終了すれば、今度は家の塗装に最適の季節です。

新築時から我が家の外壁塗装は全て私達夫婦2人で行ってきました。我が家の使用してきた塗料は、和信化学のガードラックアクアという水性塗料です。新築時に妻が富山県の木材試験場で収集してきた情報から選択しました。

最近、塗料には浸透性の塗料と皮膜を作る塗料があることを知りました。ガードラックアクアはその中間の半造膜塗料です。

皮膜タイプの塗料の欠点は、古くなった塗装面に剥離が起きやすいことです。剥離が起こり始めた面に上からいくら再塗装しても直ぐに剥がれてしまいます。それは金属面の錆の上にいくら再塗装してもダメなのとよく似ています。剥離を十分にスクラッパーで剥がしてから再塗装する必要があり、それがひと仕事な訳です。

築18年で再塗装も含めて計4回の外壁塗装を行なってきましたが、現在のところ目立った剥離が生じている箇所は見当たりません。しかし今後、生じるかもしれません。

スクラッパーでの剥がし作業、不織研磨布での磨き作業など、いくら年齢を重ねても日々新たなことの勉強です。それがとても楽しい。

「若い人は新たなことが頭に入りやすいけど、歳をとったらダメ」と言う人がいます。僕はそう思いません。何故若い学生時代には知識等新たなことの吸収が良かったかに見えるかは、学生時代は勉強さえしていれば文句が言われなかったからです。大人になるといろいろな責任が生じてきて日々雑事に追われ、勉強に集中できないから知識の吸収が悪くなったように見えるのです。

どれだけ年齢を重ねても、新たな学びに楽しさと喜びを見出し続ける限り、成長に衰えはないと僕は思っています。

焚き木を背負いながら読書する二宮尊徳の像は、小学生ではなく熟年者に訴えているかに僕には思えます。