One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ アール・ヌーヴォーというデザイン by T2018/05/11

アール・ヌーヴォーデザイン
写真は、僕の自転車のラグ(パイプとパイプをつなぐ部分。紺色の部分)の写真です。ナベックス社のコンチネンタルカットラグ(フランス製)ですが、僕には19世紀ベル・エポック時代のアール・ヌーヴォー・デザインを彷彿させます。アール・ヌーヴォーとは「新しい芸術」という意味です。

産業革命を経て日常品の大量生産が進行し、人間性の疎外が危惧される時代の中で起こった暮らしの装飾、日常のアート化、職人仕事の再評価。それがアール・ヌーヴォーでした。そんなアール・ヌーヴォー運動は、かつて一部の人間に独占され、フォルムの再生を許さなかった芸術界を解放し、アートを民主化することに貢献しました。

アール・ヌーヴォーの時代からおよそ100年経過しましたが、暮らしそのものをアート化する意味は、現代においても決して色褪せてはいません。今こそ我々一人一人がアートのパトロンになろうではありませんか!