One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ いとつきづきし(とても相応しい) by T2018/12/16

朝の雪景色
今朝は今シーズン2回目の積雪。雪風景は早朝が最高。でも積雪1センチほどで昼頃には融けて無くなった。

ところで薪ストーブは暖まるまで時間がかかるのではと尋ねる人がいる。確かに室内の空気が暖まるまでは時間がかかる。しかし先日ブログの記事に書いたように薪ストーブの暖房方法は遠赤外線による輻射熱。遠赤外線の強さは熱源に近いほど強い。よって薪ストーブに着火直後でもストーブ本体の側にいれば結構心地良い。本体もまだ触れることのできる温度なので掌を天板に乗せていれば指も暖まる。そして生まれたばかりの炎を眺めているだけで暖かい気分になる。

冬はつとめて 雪の降りたるはいふべきにあらず
火などいそぎおこして 炭もて急ぐもいとつきづきし。

薪ストーブに着火する前に、灰を出したり炉内に薪を組んだりキビキビ動いているだけで実は身体や指先がウォーミングアップされ覚醒し温まってくる。これはタイマーやサーモスタットで自動で暖房が開始されるファンヒーターやエアコン、床暖房などと大きな違い。既に緩くなって起きてきた冬の朝なんて堕落の一日の始まり。

少なくとも清少納言さんには共感してもらえるかな?

薪ストーブ 冬の朝にいとつきづきし

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