One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 脱ガソリン・脱石油 by T2020/12/11

光合成するコナラ

2030年代には新車の100%を脱ガソリン車にするとの国の方針が打ち出されました。あと10年です。10年なんて直ぐです。

現実にどこまで脱ガソリンが進むか定かではありませんが、世の中の流れとして脱石油に向かうことは必須でしょう。それほど温室効果ガス排出問題は地球規模で深刻ということです。

暖房エネルギーとしての灯油も石油ですから例外ではありません。将来の暮らしを考えるならば脱灯油を今から考えて行ったほうが正解だと考えます。

我が家では2001年から灯油を一滴も使用していません。薪ストーブ暖房だからです。薪も有機物ですから燃やせば二酸化炭素を排出しますが、同時に樹木は光合成によって二酸化炭素を吸収してくれるため持続可能エネルギーと言われています。薪を燃やすと同時に里山を整備して樹木を育てていけばバランスを取ることができるというわけです。

しかし、薪ストーブとはいえ無駄に樹木を伐採したり無駄に薪を燃やしたりすればバランスが崩れます。それに薪ストーブ暖房で二酸化炭素排出を抑制しても、他方でチョロチョロ無駄にガソリン車を走り回せばトータルでマイナスです。

脱ガソリン・脱石油社会の実現とは、ガソリン車を製造しないとか薪ストーブを広めることでなく、現在の生活を見直し無駄なエネルギー消費を減らすことが重要なのではないでしょうか。

■ 僕の履き物 by T2020/12/12

23年間使用のLLbeanブーツ
先日、プレーントゥの外羽根シューズを購入しました。プレーン外羽根は冠婚葬祭等フォーマル場面以外ならばビジネス、カジュアル問わず使用可能です。100歳になっても履き続けるつもりです。

Bassローファーは22年間使用。1998年の年末、カリフォルニア・ギルロイのアウトレットで購入しました。靴底を修理しながら履き続けています。

ストレートチップ内羽根は35年間使用。1991年から靴底を修理しながら手入れして履き続けています。

バックスキンローファーは19年間使用。

LLbeanブーツは23年間使用。そろそろラバーソールの張り替え時期です。

東急メンズ館で購入したUチップシューズは、まだ若くて7年目です。

先日、15年間使用のモンクシューズを、靴底張り替えのため修理店に納入しました。100歳になっても履き続けるつもりです。

これら以外の履き物は、コンバーススニーカー(9年間)、ビルケンシュトックのサンダル2足(10年間と5年間)、アシックスのランニングシューズ(2年間)、ビットリアの自転車シューズ(10年間)、アディダス自転車シューズ(5年間)、ハスクバーナ森林用ブーツ(3年間)それとエイグル長靴(18年間)、作業用長靴(1ヶ月間)、以上。よって僕の履き物は全部で16組。足は2つしかないのに何と16組も。

こんな記事を読んでも面白くありませんね。よくぞここまで読んで下さいまして有難うございます。

ところで、このブログは僕の記憶だけを頼りに書きました。記憶の下駄箱に自分の靴を収納しておくのは、結構頭の体操にもなります。
履き物に限らず、記憶可能な範囲内でモノを所有する姿勢は、生活を簡素にしてくれ、我が人生を自己管理下に置くことができると考えます。

皆さんは履き物を何組所有しているか、記憶していますか?

■ 断捨離はできないけれど… by M2020/12/13

20年間使用LLbeanブーツ
昨日の夫の記事に触発され、私が所有してる履き物を思い出してみました。

この秋、18年愛用したバークレーの黒のパンプスのかかとが割れたことを機に、黒のモンクシューズを購入しました。モンクシューズは冠婚葬祭にも使用できる上、シックなタイツに合わせればビジネスに、ソックスに合わせればカジュアルにも使用可能です。できるだけ長く履き続けたいと思っています。

トレッキングシューズは23年間使用。当時は2ヶ月に1度ほどのペースで山歩きをしていました。今は2年に1度ほど登場。2001年にネパールのヒマラヤトレッキングルートにあるシャンボチェの丘(標高3800m)に連れて行ってくれたシューズです。

バークレーの靴は現在6足。山吹色のオープントゥ1足、布製と革製の黒のオープントゥが1足ずつ、キャメルのレースアップパンプス1足、黒のロングブーツとダークブランのショートブーツです。もっとも新しいものでも既に7年が経過しています。

卑弥呼の黒のストラップパンプスは20年以上履き続けています。結婚披露宴では何度も履きました。2009年1月港区の結婚式場八芳園での従兄弟の結婚披露宴は印象に残っています。

HIROFUの靴は2足。パンプスとフラットシューズは現在ソールの張り替え中。少々値が張りましたが思い切って購入したものです。3週間後の再会が楽しみです。

LLbeanブーツは20年間使用。そろそろラバーソールの張り替え時期です。

ニューバランスのスニーカーは有楽町マルイで出会いました。履き心地抜群!これも悔いのない買い物でした。

これら以外の履き物は、GINZA Yoshinoyaのサンダル(1年間)、喪服用の布製パンプス(2年)、ビルケンシュトックのサンダル3足(7年間と5年間と半年)、アシックスのランニングシューズ(4年間)、エイグル長靴(18年間)、作業用長靴(10年)、作業用短靴(1年)以上。よって私の履き物は全部で23組。足は2つしかないのに何と23組も。

昨日に引き続きこんな記事を読んでも面白くありませんね。よくぞここまで読んで下さいまして有難うございます。

ところで、このブログは私と夫の記憶を頼りに書きました。記憶の下駄箱に自分の靴を収納しておくのは、結構頭の体操になりました。

断捨離はできないけれど、夫の言う通り生活を簡素にし自分の人生を自己の管理下に置くためにも、記憶可能な範囲内でモノを所有するようにした方が良さそうです。

■ 大盛り2杯でも原因不明 by T2020/12/14

夫婦の朝ごはん
最近、我が家の米消費量は1日に4合。
妻 : 僕 = 1 : 3 なので、55歳の僕は1日に3合つまり毎食1合食べている計算となります。ちなみに1合とは標準茶碗で大盛り2杯だそうです。

写真は私達夫婦の朝ご飯です。

これでも若い時より少なくなりました。40歳前までは、朝と晩の2食分で5合炊いていましたから。

さて、現在1食につき1合食べているにもかかわらず、周りの人から「痩せたんじゃない?」と言われるもんで、そう何度も言われるのでちょっと心配になり、造影剤を注入しての胸腹部CT検査を受けました。結果は異常を認めず。

昨日も豚シャブ鍋に豚肉500g投入しました。どうすれば太れるの?ドクター曰く「スクワットをして筋肉をつけて下さい。そうすれば体重が増えます」とのこと。

ところで、今週は冬型の気圧配置が強まり積雪の予報が。毎年冬季の僕のオフトレはスクワット連続1時間(およそ1000回)。冬のスクワット1時間は20歳から続けています。今朝も薪ストーブに火をつけてから、朝ご飯前に1時間スクワットをこなしました。

今日までスクワット歴35年の僕に、まだスクワットせよとおっしゃるの?世の中には、原因不明の分からないことの方が多いようです。

■ 冬のシーツ干し by T2020/12/15

シーツ室内干し
雪が降ってきました。薪ストーブの面目躍如の時季!

写真は雪が降る時季のシーツ干し風景。薪が燃えていれば本当によくシーツが乾きます。

有難いことはシーツが乾くことだけではありません。シーツを乾かすことによって加湿され、室内の湿度が適度に保たれます。これも有難いこと。

ただむやみに加湿するのもよくありません。例えばファンヒーターや灯油ストーブでシーツの室内干しをするとどうなるでしょう。灯油が燃えると水蒸気が放出され、加えてシーツからも水分が発散され、窓ガラスやアルミサッシなどの箇所で結露が発生します。

その点で薪ストーブは安心。薪の燃焼で発生する水蒸気は煙突から外へ排出されるからです。

写真をもう一度ご覧ください。シーツ干しの向こうには、窓ガラスから雪景色がくっきり見えています。結露で曇ることが無いからです。

明日は布団カバーを洗濯・室内干ししよっと。

■ 人生は短い by T2020/12/16

ターシャ・テューダーの本
伝説のガーデナー、ターシャ・テューダーはかつて言っていた。
「人生は短い。だから、したいことを思いっきりすれば良いのよ。」

その通り。ただし重要な条件が3つあると思う。
1つ目は、果たして自分が思いっきりしたいことが見つかっているかということ。自分が何をしたいのかよく分からなければ、思いっきりしたいことができない。
2つ目は、最も1番にしたいことが決まっているかということ。したいことがいろいろあって結局全て中途半端になってしまうと、全て思いっきりしたいことができない。
3つ目は、1番したいことがあるのに、一方で、しなければならないことがあって、それが1番したいことの邪魔になっていないかということ。しなければならないことって何なのかも問題だけど。

ところで
僕のしなければならないこと、それは生存していくこと。
僕の1番したいこと、それは薪ストーブ生活。
実は、両者は表現が異なるが、同じことを意味している。

生存するということは、体温を一定に保ち続けること。食べたり身体を動かしたりすることは、体温を一定に保ち続けること、つまり自分自身を性能の良い燃焼システムとして維持し続けること。

とはいえ性能の良い燃焼システムとしての自分自身だけでは限界がある。よって家や暖房器具によって自分自身を保護する。

僕の1番したいことは薪ストーブ生活。薪を作って薪を焚いて、燃やして生じた灰を菜園に撒いて健康な野菜を作って、健康な野菜を食べて身体を健康に保って、そんな薪ストーブを中心に据えた生活。薪ストーブを中心に据えた生活の中で自分自身を保護すること。これが1番したいこと。

これでお分かりだと思うが、僕のしなければならないことと、僕の1番したいことが同じなわけである。

人生は短い。だから僕は本当にしなければならないこと=1番したいことだけを思いっきりするだけ。

■ スコップワーク by T2020/12/17

剣スコと角スコ
今年は新たな菜園拡大に伴い、堆肥や木質チップを搬入する作業をたくさん行いました。スコップで堆肥を一輪車に載せたり、軽トラックに木質チップを積み込んだり・・何度も同じスコップワークの繰り返し。

雪が降ってきて今シーズン初めての雪かき。玄関アプローチと車庫前の雪をスコップで退かしました。

するとどうでしょう!例年になく、今年の雪かきは何となく楽チン。シーズン初めで湿った重たい雪なのに・・。

雪かき動作と堆肥や木質チップを積み込む動作が同じ動きなので、知らず知らずのうちに関連筋骨が強化されていたのかも知れません。

違う点は剣スコと角スコ。皆さん、剣スコと角スコっていう業界用語ご存知ですか?

写真を見て下さい。堆肥や木質チップや土などには剣スコ、雪かきや側溝掃除には角スコですよ、皆さん。

■ 白鳥が戻ってきました。 by T2020/12/18


白鳥
昨日の12月17日、地元の石畑池に白鳥が戻ってきました。ようこそお帰りなさい。

今シーズンはいつもより遅かったので、ちょっと心配していましたが、何と46羽の大編隊でやって来てくれました。

白鳥
警報級の寒波ということで初雪が初積雪となって、昨年の暖冬もあり、久々にドスンときた感じですが、白鳥の方もドカンと飛来し一気に賑やかな里山に様変わり。石畑池はこれから3密状態になるかな?


■ コロナを忘れる一瞬 by M2020/12/19

昨日、所用で砺波へ行ったついでに砺波市美術館で開催中の「至高の精神展 総集編 Part.3」を鑑賞してきました。

私たちが懇意にしている本郷仁さんの作品が展示されています。コロナ禍で外出がままならない中、安全な空間の一つが美術館です。

平日の午前中、館内は私たちと監視員だけでした。富山県内で活躍されている5名の美術作家の作品は冬の凛とした空気の中で、静かにそして鋭い光を放っているようでした。


ささえになるもの
とりわけ惹かれた作品は堀敏治さんの「ささえになるもの」です。日本画ですが、凹凸がある不思議な作品です。壮大な宇宙が描かれている印象を受けました。心の中に存在する宇宙と言ってもいいかもしれません。


杉林
夫が好んだ作品は広田郁世さんの「杉林」でした。私たちが住む里山の風景に通じます。キャンパスに描かれた陰影に、静謐さを感じました。新型コロナウィルス 感染拡大で騒つく世の中と少し距離を置き、穏やかさを感じる作品です。

会期は令和3年1月24日(日)までです。


■ 電気ダイコン2位入賞 by T2020/12/20

1000円クーポン券
富山県生協主催今年9月の電気使用量削減コンテスト(通称電気ダイコン)で、我が家は2位に入賞しました。

数年前に優勝経験もある電気ダイコン、昨年同時期と比較して何%電気使用量を削減できたかを競うコンテストです。

今年妻が考案した節電戦略の一つにこういうものがありました。
「冷蔵庫の室内に透明なビニールシートを取り付け、冷蔵庫の扉を開けた時に冷気が放出されるのを抑制する」

ビニールシート数百円の投資で電気使用量を抑制できただけでなく、2位入賞の賞金として県生協商品の1000円クーポン券を頂き、シート購入費用を十分賄うことができました。

ところで、将来どれだけ代替エネルギーが開発されたとしても、依然としてライフスタイルを変えることなくエネルギー浪費を続けるならば、環境への負荷は変わることがなく、根本的な問題解決には至りません。地球環境のため、持続可能な社会のため、利他的な目的に向かって投資する。多少の不便さを受け入れ自分の労力をかけることも一つの投資です。世の中を良くすることを願った投資は、巡り巡って自分に利益をもたらしてくれると信じています。