One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 雑草に対する非暴力・非服従 by T2021/04/15

ヘビイチゴとスミレ

ガーデニングのプロも言うように、雑草と戦っても勝ち目は無い。しかし、だからといって、最初から戦わず雑草を放棄するというのもナンセンス。
ではこういうスタンスは如何でしょう。戦わないが服従しない。まるでマハトマ・ガンジーの「非暴力・非服従」のように。

除草剤をばら撒いて根こそぎ枯らすという戦略は極めて暴力的活動。暴力は必ずや自分にシッペが返ってくる。僕のとる非暴力は根っこが残っても気にしない。僕のとる非暴力は、以下の3点

1点目。根っこよりも、雑草が種をつけるのを極力抑える、つまり花をつける前に刈り取る。そうすれば雑草が増えない。

2点目。根っこに栄養分を貯めさせない。すなわち葉っぱを無くせば光合成ができなくなる。根っこだけになった雑草は、以前に蓄えた栄養分で再び成長しようとするが、それをまた刈り取る。するとだんだん根っこは衰えていく。

何度も何度も早めに雑草を刈り取る。またかとめげないで刈り取る。余力があればオオバコなどの根っこも引っこ抜く。でもスギナのような地下茎のはびこる雑草の根っこは、残っても気にしない。

3点目。味方の植物を見つける。育てる目的で植え付けた植物は、当然味方の植物。その植物が成長していけば、地面に日光が当たらなくなり雑草も成長できなくなる。植え付けた植物以外にも、自生のレンゲ草、クローバー、ヘビイチゴなど背丈の低いグラウンドカバー植物も良い味方。そんな植物を大切にして、雑草でもって雑草を制す。

雑草が残っていても、それは雑草が抑制していく途中の風景。決して焦らない、けど諦めない。それが雑草に対する非暴力・非服従。

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