One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ビール純粋令 by T2021/05/10

純粋なビール
1516年4月23日ヴィルヘルム4世は「ビールは麦芽、ホップ、水、酵母のみを原料とする」という法律を定めた。いわゆるドイツのビール純粋令である。このビール純粋令は現在もドイツ国内において有効であり、食品に関する現在適用法律では世界最古。

日本酒が、醸造用アルコールを添加して本醸造と言って流通させている我が国とケタ違いの大違い。恥ずかしい限りである。日本のビールに関しても、安さ優先で発泡酒や第3のビール等、不純粋なビールを飲んでいる現状に関して、あなたはどう思われますか?

人生は短い。僕もあと何回ビールを飲むことができるか。不純なビールを毎日飲むのをやめ週末のみ純粋なビールを飲めば、かえって安くもなる。

日本の酒の不純さの原因は、消費者の意識の低さにある。そもそも日本人の物作り技術の高さは世界トップレベルであり、本物の優れた酒を作ることは十分可能であろう。諸悪の根源は、良いものを選択購入せず、少々悪くても安さを選択する私たち消費者にあると僕は考える。消費活動を通じて社会や国を良くしようと思わないのだろうか。自分さえよければよいのだろうか。日本の酒作り職人・生産者がとても可哀想。

とにかく、何はさておき酒の話である。他のことならいざ知らず、酒に関しては一本しっかり筋を通したい、と僕は思う。