One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 映画「真白の恋」を観ました by M2017/12/28

DVDが届き、早速観ました。軽度の知的障害をもつ「真白」ちゃんの恋物語。普通とは何なのか、考えさせられる内容でした。映画の中では、真白ちゃんの恋は実らなかったけれど、非常に後味が良い映画でした。

真白の郷

「かもめ食堂」や「めがね」、「あん」など私たちが好きな映画と通じるものを感じました。決して派手ではないけれど、日常の些細なことを大事に丁寧に生きる人々を描いています。

真白の郷

DVDを購入してまで観る映画はとても少ないのですが「真白の恋」は特別です。監督坂本欣弘さんを応援することを含めて、繰り返し観たいと思います。24日の日曜日に訪れた新湊の風景がふんだんに映っているのも楽しさの一つでしたね。

真白の郷

11日間というタイトなスケージュールでの撮影だったとのことで、細部にアレっと思うところはありますが、ストーリーの良さがその違和感を打ち消していくれました。

写真は我が家の窓からの「真白の郷」の眺めです。

■ 邪魔者にされるけれど・・ by T2017/12/28

福の神
雪と戦うとか、克雪とか言われ、とかく邪魔者にされる感のある雪ですが、富山県では雪のおかげで水不足に見舞われることがまずありません。

そもそも世界的に人口は増加し、水は不足しています。日本全体でも水は不足しています。日本は降水量が多いとはいえ短時間で海に流れ込んでしまい真水は多くありません。さらに食糧自給率が低く輸入に依存しているため、食糧を生産するために必要な水をも同時に輸入していると考えられます。日本は水輸入大国なのです。

ならば海水から真水を蒸留すれば良いじゃない。

とはいえそれにはかなりのエネルギーとコストがかかります。

なのに!

富山に降る雪とは、日本海の海水から生み出された水を凍らせて北アルプスに留め置かれた水源なのです。雪のおかげで富山県では一年中渇水する心配はまずありません。雪のせいで生活が不便になっても死活問題ではありません。でも水不足は死活問題です。

貧乏神は、実は福の神だった。みんなに嫌われようと我関せず、今日も静かに降る雪。そんな雪の姿勢に学ばされます。

正しいことを行う者は恐れを知らないのかもしれません。