One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 苦海浄土 by T2018/03/06

苦海浄土
石牟礼道子氏の『苦海浄土 わが水俣病』を読んだ。1969年の著作である。石牟礼氏は今年2月10日に90歳で亡くなった。社説で石牟礼氏の死を取り上げたのは毎日新聞と朝日新聞の2社のみであったそうだ。

1969年といえば、イーグルスが『ホテルカリフォルニア』の歌詞の中で、「1969年以降、当ホテルにはワインを置いていません」と語っているように、ロックの魂が資本主義の巨大ビジネスに売り飛ばされた時期でもある。

「日本資本主義がさらなる苛酷度をもって繁栄の名のもとに食い尽くすものは、もはや直接個人のいのちそのものであることを、私たちは知る。」 (同著)

福島原発放射能汚染が未解決であるにもかかわらず、その「私たち」の1人である私は、便利で安逸な暮らしレベルを維持したいがために、黙秘を続け見て見ぬ振りを続けている。

日本資本主義は私そのものである。

■ 雪囲いを外して by T2018/03/06


道路沿いのユキヤナギ
週間天気予報を確認し、積雪は無いだろうということで、植栽の雪囲いを外しました。雪柳の新芽が多数確認でき、これからが楽しみです。道路沿いをレンギョウの黄色とユキヤナギの白が彩ってくれるでしょう。我が家の前の市道は近所の方がよく散歩されるコースなので、春を楽しんでもらえれば嬉しいです。

白侘助の蕾

多数の椿が枝折れした中で、白ワビスケは無傷でした。早速花を咲かせてくれます。背後には満開のマンサクの黄色が見えます。

遣水沿いの水仙

遣水の縁でスイセンが着々と成長しています。

沈丁花

ジンチョウゲももうすぐです。写真には写っていませんが、挿し木した小さなジンチョウゲも傍らで生きていました。あの雪の中でじっとして耐えていたのでしょう。

思う存分、ガーデニングを楽しめることに感謝しています。