One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ カスクの話 by T2018/06/25

ヴィンテージカスク
cask(カスク)とは、ウイスキーを熟成させるためのオーク樽のことです。ウイスキーの定義が①穀物を原料にしていること、②蒸留酒であること、そして③樽熟成されたことの3点であることから、いかにカスクがウイスキーにとって重要であるかが分かるでしょう。樽によって熟成されるものは時間だけではなく、独立精神といった密造の歴史も含まれています。

僕はそんなウイスキーが大好きです。そして自転車も大好きです。

最近スポーツ自転車に乗るサイクリストをよく見かけるようになりました。僕がスポーツバイクに乗るようになった30年以上も前には、ほとんど見かけませんでした。たまに見かけるサイクリストはほとんど顔見知りでした。

最近のサイクリストはエイリアンに似たヘルメットを被っています。でも僕は30年以上も前からcasque(カスク)と呼ばれるソフトシェルのヘッドギアを被ることが多いです。偶然かもしれませんが、カスクの形状は樽を横から見た形に似ています。

写真は現在も愛用しているイタリア・ロジェーリのカスク(黒、補修の黄色革)とチネリカスク(白)です。共にヴィンテージもので、僕のサイクリストとしての歴史が熟成されています。