One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ヤシカ エレクトロ35 by T2018/08/25

ヤシカ エレクトロ35
久々にフィルムカメラの電池交換をすると、何と!電池代が3000円以上もしました。

約50年前に父が購入したヤシカ エレクトロ35を、僕が中学2年生の時に譲り受けました。水銀電池が製造されなくなったので一時使用できない時期がありましたが、酸化銀電池用アダプターが手に入り復活、現在に至っています。今では亡き父の形見となっています。

フィルムカメラはデータ保存としてネガフィルムを残せるのが良いです。経年によるネガ色素劣化はありますが、それもレトロ感として受け入れればネガフィルムの耐久性は僕の寿命から鑑み十分です。ネガがそこにあることを目視するだけで安心です。

一方デジタルカメラのデータ保存はメディア世代交代によって常にバックアップせねばならず、またメモリー媒体に保存されたデータが何らかのトラブルで壊れてしまうリスクがあります。

先日、コンパクトデジタルカメラのピントが合わなくなってきました。購入して5年ほどです。ヤシカ エレクトロ35は50年経過しても現役です。3000円の電池消耗代なんて吹き飛んでしまいます。

プリミティブな道具にしろ暮らしにしろ、いざという時に極めて逞しい。薪を焚いて野菜を作って、自然に対しパッシブにシンプルに暮らす里山生活も然りだと、改めて認識しています。